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〜9〜 ページ9

男の人の家から仕事行くなんて初めてかも。



あの人の家なんて行ったことないし…



あー考えるのやめた!



今は太陽みたいな紫耀くんのことだけ考えとこ。



「じゃ、Aさん行こっか。」



そう言って手を差し出した紫耀くん。



「ん?」



この手はなに?



「電車やんな?駅まで一緒にいこ!」



「いや、それはいいんだけど…」



この手はなに!



「あーもうっ」



手を引かれてそのまま繋がれた。



「紫耀くん…?」



「んー?」



「手…」



「お友達やったら繋ぐやろ?」



おーてーてーつーないでー



手をぶんぶん振りながら可愛い童謡を歌う紫耀くん。



「しょーがないなー(笑)」



そのまま駅まで行って電車に乗って会社に…



えぇっ?!



ここまで一緒に来ちゃったよ。



大丈夫?紫耀くん会社間に合うの?!

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作者名:いーすとぼーい。 | 作成日時:2016年11月20日 0時

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