あの日、あのBarで

〜６〜 ページ6

「ん、いたっ」



強い頭の痛みと気だるさに耐えられず起きると



「なに、これ…」



ここどこ？



見ず知らずのお部屋が目の前に広がってる。



しかも…



「服、着てない…」



呆然と固まってたら横にもぞもぞ動くものが…



「んん、Aさんおはよ。」



「ひぇっ」



だだだだだだれ？！



「僕シャワー浴びてくるね？」



そのまま行ってしまった。



うそでしょ、知らない人と私…シたの…？



思い出せ、昨日のことを思い出せ！



ガンガン響く頭痛に襲われながらも必死に思い出す。



確か予定をドタキャンされていつものバーに行って…誰かと飲んだ？



あ、平野くん！



…え、さっきの平野くん？



やばい、顔が思い出せない。

〜７〜→←〜５〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す