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〜17〜 ページ17

望の部署と入れ違いのように忙しくなる我が部署。



自然とあのバーに行かなくなってた。



紫耀くんのことも薄れかけてて…



やっとひと段落ついて何も考えずにバーに入ると



「あ、Aさん!やっときた!」



久しぶりのマスターと紫耀くんの顔。



「紫耀くん久しぶりやね。」



「ほんまやで、ずっと僕来てたのに。」



お得意のふくれっ面。



「私だって少し前までずっと来てたよ。」



ね、ってマスターの方向くと大きく頷いてくれた。



「あーそんときは平野のとこ忙しかってん。」



あそっか、望も忙しかったって言ってたもんな。



「私も最近忙しかった。」



「じゃあ入れ違いやったんやな。」



久しぶりのAさんやーってはしゃいでる紫耀くんは望とはまた違った子犬っぽさがある。



人懐っこくて可愛くて目がキラキラしてる。



若いなぁ。



「今日は酔っ払わないでくださいよ?」



「もう、大丈夫やから!」

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作者名:いーすとぼーい。 | 作成日時:2016年11月20日 0時

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