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こんな事なら志望校別々にするんだったなぁ。
『当然俺たち同じ高校行くよな!』
ミツにそう言ってもらえてすごく嬉しかったのに
今から考えると浮かれてちゃダメだってあの頃の自分に言いたい。
ミツはあの後も何も変わりなく接してくれてたのに
私が変に意識して逃げてたから自然と会話も減って
今では廊下ですれ違っても目も合わせなくなっちゃった。
違う、こんな風になりたくて告白したんじゃない!
頭ではわかってても
一度歩み出した足は止める術を知らずにどんどん進んでいく。
卒業式の日に仲が良いお互いの母親のおかげでやっと話すタイミングを掴んだ。
母「はい、2人とも写真撮るからもっと近づいて!」
「『……。』」
…気まずっ!!
母「じゃあまた後でね!」
「……。」
『……あのさ、』
「え、なに…?」
『いや、うん…。
明後日の受験頑張ろうな?』
「うん、合格…しようね。」
これが中学生活でミツと交わした最後の会話。
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いーすとぼーい。(プロフ) - ゆーさん» ありがとうございます!玉ちゃんのイメージがふわふわ可愛い系男子だったのでそれ意識してます(笑) もっと面白いものを書けるよう頑張ります! (2015年1月27日 19時) (レス) id: 76e6194bfb (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 面白いです!玉ちゃんがかわいい...笑 更新頑張ってくださいっ (2015年1月27日 6時) (レス) id: 86d60c75f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いーすとぼーい。 | 作成日時:2015年1月27日 1時