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22 sideN ページ23

放課後の生徒会室。


電気を点けていないその部屋に
絵具をたらしたみたいなオレンジ色の光が差し込んでて。


その光のせいで翔さんの顔も、相葉さんの顔も
なんだか幻想的に見える。



「今日は終わり!二人ともお疲れさん」


翔さんが資料をトントンしながら言う。


「翔ちゃんもね」


相葉さんはそう言ったあと、
頬杖をついて何やら考え込み始めた。


「どうしたんですか」


俺だってたまには相葉さんのこと気にかけてあげますよ。
ほんとにたまに、だけど。



「んー…。なんで大ちゃんは今回あっさり記憶消さなくていいよなんて言ったのかなって思って」


翔さんが資料を整理する手をピタリと止める。


「最初は考え変えてくれたんだ!ってすごく嬉しくなったんだけど、なんか大ちゃんのことだからそうじゃない気もしてきて……」


「そうですね。……あの人の考えてることはよく分かりませんから」


いつだって秘密がバレた時には記憶を消してきた。
それが今回の潤くんだけ異例だ。
何かあるんじゃないかと相葉さんが考えるのも分かる。




そんな間にも夕日はぐんぐん沈んでいって、
何処となく哀愁をただよわせるその光景に
数ある記憶のうちの一つが鮮やかによみがえってきたー…

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作者名:智帆 | 作成日時:2013年6月22日 9時

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