昨日、君といたこと。【潤VS雅紀】 (ページ16)

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▼,16 He ilkes. ページ16

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明日は、卒業式。

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そして、日曜日の今日。

あたしと、まみと潤くんと大野くんと翔くんと雅紀と二宮で遊園地に向かった。

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・・まみ、今日をキッカケに許してくれるかな

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皆がそろって、一番最初に口を開いたのは

雅紀。

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雅紀「男子、五人なのに女子少なかったね」

あたしとまみは顔をあわせ

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まみは、ぷいっと顔をそらしてしまった。

「…まみ、ごめんっ」

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まみ「…あたしも、ごめん。」

「仲直りね？」

まみ「うん！」

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潤くんは、良かったなって微笑んでくれた。

翔「分かれる、か？」

「どーやって？」

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翔「ぐっぱしようか」

あたしと、雅紀だけがぐーで

他の皆は、バラバラだった。

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雅紀「じゃ、俺行ってくるね！」

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雅紀は、あたしの腕を強引に引っ張ってきて

観覧車にのった。

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雅紀は、観覧車に乗っても腕を話してくれなくてただ、あたしをじーっと見てるだけだった。

「…まさ、き。腕……ぃたい…っ」

雅紀「あっ。ごめん」

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「…告白、の返事ね？」

ドキドキ鳴り止まない心臓。

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雅紀「う、うん」

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「あたし、…雅紀の事ね

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言おうとした瞬間、

観覧車が、下までついてしまって

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返事が、できなかった。

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雅紀「…もう一回、乗る？」

「…ぇっ、ぅん」

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潤「あ、いた！誰も二人だなんて言ってないだろ」

「…潤、くん」

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雅紀「…お願い、少し二人にして」

雅紀は、皆の返事も聞かずあたしを強引に引っ張っていった。

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「あたし、雅紀の事ね………？」

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「好き、だけど付き合えない……の」

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