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下駄箱に寄りかかるシルエット。
まるでドラマのように全貌を魅せる夕日が
伏せ目でズボンのポケットに手を突っ込み
一点を見つめている彼を映えさせていた。
「翔っ！」
並んで歩いていた二宮くんを置いて
走って翔に駆け寄ると、伏せていた目を開けて
視線だけこちらを向ける。
最初は私の姿をじっと見て…
でもすぐにそれは逸れて。
私の後ろに視線が映る。
そしてむ、と口角が下がった。
『……二宮と、なにしてたわけ』
履き替えようと中靴を脱いで
外靴に持ち替えたときにかかった声。
私は瞬間的にピタ、と動きが止まった。
これは…怒ってる。
…でも言うべきなの？
�琅討離侫．鵑坊�がらせ受けてたのを助けて貰った�瓩辰董�
………そんなの、言えるわけない。
優しい翔のことだから
きっと犯人を問い詰めて怒るに決まってる。
そして自分のせいだって悩むのも目に見えてる。
……だったら私一人が我慢すればいい話。
翔にはいつも笑っていてほしいから。
俯き気味だった顔を上げる。
………そこには
今まで見たこともない冷たい目をしている
翔が私を見下ろしていた。
急に戦慄が身体を駆け巡る。
_________怖い
直感的にそう感じた。
『人を待たせといて？男と密会とかお前も変わったな』
「え…」
『他の男のジャージ着て俺と一緒に帰ろって？バカじゃねぇの』
「ちょ、違う！」
『ヘラヘラ笑ってさぁ』
「話聞いて……」
『なんなんだよ！！！』
大声にビクッと体が揺れる。
そして同時にドクドクドク…と
心拍数が一気に急上昇した。
その理由はいきなり翔が
叫んだことに驚いたからなのか、
それとも別な理由なのかはわからない。
翔の叫びは間違いなく校舎内だけじゃなく
開いた扉の向こうの外まで響いただろう。
まるで今まで溜まってた怒りが
爆発したかのようなその叫び。
…そして訪れる静寂。
翔も私も、お互いの目を見ることすらも
できない雰囲気だった。
………それを遮ったのは
『………お前のせいだって言ったら？』
私たちのやりとりを後ろでずっと
黙って聞いていた、二宮くんだった。
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とも(プロフ) - あぁー和くんの天邪鬼が溢れ出てて〜可愛い((＊´艸`)) (2018年9月22日 8時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - ともさん» ありがとうございます！頑張ります(^-^)/ (2018年9月18日 6時) (レス) id: e1cb6e805c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ミヤさんこんにちは。Twitterでずーっと拝読させて頂いてました。続きが拝読したくて…こちらでも楽しみに待ってます！ (2018年9月16日 10時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - 瑠那さん» 瑠那さんはじめまして！まだまだ拙い文章ですが読んでいただけて嬉しいです！オムライス…私も食べたくなってきた（笑） (2018年9月7日 21時) (レス) id: e1cb6e805c (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - あいさん» あいさんありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです(泣)Twitterでもよろしくお願いします！ (2018年9月7日 21時) (レス) id: e1cb6e805c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤ x他1人 | 作成日時：2018年8月8日 19時
