知ってしまった感情 ページ11
晋一郎side
都内に戻ってきてから数日、自分の思いに気が付いた
好きになっちゃいけない相手を好きになった。
だけど嫌いになる努力は出来なかった
知れば知るほど好きだと思ってしまったから
でもその思いも今日で最後にする
今日できっぱり終わりにする。
関係性は崩せない
Aを俺の勝手な感情で傷付けたくない
それから彼女が寝室に入ってから２時間
音を立てないように彼女の寝室に入って寝てることを確認してそっとキスをした。
今日だけ許して、これ以上進まないと誓うから。
こんな俺のことを許して
知ってしまったんだ、君への想いを
晋一郎『好きだ．．．、ごめんね』
いつも通り安心しきって眠ってるAを見て少し安心する。
今日のことは俺だけの秘密だ
きっと誰にも言うことは無いだろう
明日からはもう、普通通りにしなきゃな
でも、普通に出来る自信がなくて自分の部屋で泣いた。
情けなくて悔しく違う出会い方をしてれば良かったと思った
江口くんや駒ちゃん達が羨ましかった。
Aと歳も近くて距離感が近過ぎない
友達でいると決めたから
俺らは友達だから．．．
約束したから
晋一郎『どうして好きになっちゃったんだよ、なんでAだったんだよ．．．忘れるなんてできねぇーじゃん．．．』
ー
次の日の朝、俺はAの声で目を覚ました。
『お兄さんお兄さんっ！起きてっ！！』
晋一郎『んー．．．』
『お兄さんってば！早くー』
晋一郎『なに．．．？』
『外！外見て！』
俺を起こしに来たと思ったらAは嬉しそうに窓を指さしてる。
朝から元気だなぁ．．．
晋一郎『どうかした？』
『雪！今年も雪降ったの！』
晋一郎『雪？』
なんて外を見れば確かに雪が降ってる
しかも昨日の夜から降り続いてるのか1面銀世界だった。
こんな日に雪が降るなんてどんなサプライズなんだろう。
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haichu0212(プロフ) - 本日知り、Part1から全て読まさせていただきました。すごく面白かったです。私も二宮担で神尾さんも推しているので嵐話が出てきたところは、すごく嬉しかったです!!!!これからも更新楽しみにしております！ (2021年8月1日 22時) (
レス) id: 2f1fa5e2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にのかず(ぱある)
| 作成日時：2021年6月27日 18時
