(3/26更新)今日から友達【神尾晋一郎】3

心配だったから ページ33

晋太郎『いい物件選んだね』









晋一郎『最終決断はAが決めました』









晋太郎『さすが！』









晋一郎『色々あったけど此処を選んで正解でした』









晋太郎『俺もそう思う。みんな優しそうな人達だもんね』









晋一郎『此処ならAも安心できるかなって。それに１番浅沼さんの家からも近いのでAも安心感が違うんだと思います』









晋太郎『それは嬉しい。たくさん遊びに行こう〜』









晋一郎『ぜひ』









晋太郎『ねぇ、神尾くん』









晋一郎『なんですか？』









晋太郎『Aちゃん、だいぶ元気になったよね』









晋一郎『そうですね』









晋太郎『こんなこと言ったら怒られちゃうかもしれないけど、ちょっと心配してた。神尾くんも忙しいから色々抱えてるAちゃんと一緒に生活してて自分を追い込まないかなって』









晋一郎『浅沼さん．．．』









晋太郎『でも、ちゃんと辛い時は辛いって言ってくれて１人で抱えないで共有してくれて、あの日、"友達になって彼女を一緒に助けて貰えないか"って言われたとき嬉しかったんだ。俺、あんまり頼られることってなかったから』









晋一郎『こちらこそですよ。俺１人じゃきっと此処まで来れませんでしたから』









晋太郎『俺達がさ、ちゃんと愛してあげようよ。Aちゃんのこと』









晋一郎『そうですね』





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