安心してる ページ32
『ねぇ、飲み物頼み忘れてない？』
晋太郎『あ、そうだ．．．』
晋一郎『あ、やらかした．．．』
拓也『近くにコンビニありましたよね？僕買ってきましょうか？』
『私も行く！』
拓也『あ、付いてきてくれるの？』
『荷物持ちする！』
拓也『ありがとう』
晋一郎『はい、お金』
拓也『え、いいですよ！大丈夫です！』
晋一郎『ダメダメ、持ってって』
拓也『分かりました、じゃあ貰って行きます』
晋太郎『気を付けてね！』
『先に食べちゃダメだよ？』
晋太郎『分かってます(笑)』
ーー
拓也side
一通りの作業が終わってAちゃんを連れて飲み物を買いに出た。
僕は彼女と出会った頃はまだ警戒されてた
でも何度か会ううちに少しずつ慣れてくれて今に至る。
正直すごい安心してるんだ。
彼女の育ってきた環境は物凄く過酷で、繊細な彼女にはきっと僕が想像する以上に大きな負担が掛かってた
だからいま、その環境から抜け出せて神尾さんのところで一緒に生活して
安心出来てることがなによりも救いだった。
神尾さんならAちゃんの気持ちにちゃんと寄り添える人だから。
彼の優しさは僕もよく知ってるから
浅沼さんの優しさもね。
拓也『だいぶ過ごしやすくなったね』
『そうだね』
拓也『こっちでの生活は慣れた？』
『うん、みんな優しいから不自由はしてないよ』
拓也『ならよかった。Aちゃんって渋谷のカフェで働いてるんだっけ』
『うん、そうだよ』
拓也『今度遊びに行ってもいい？』
『来てくれるの？』
拓也『もちろん！今度遊びに行くからAちゃんのシフト後で教えて』
『了解しました！』
それからコンビニでお酒やおつまみを買い込んで神尾さん達が待つマンションまで
月明かりに照らされたAちゃんはなんだかとても綺麗で儚く見えてつい手を伸ばしそうになった。
なんでだろう、ふと不安になった
君が消えてしまいそうで
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鳴瀬 - 楽しく見させてもらっています。自分のペースでがんばって下さい。 (2021年2月27日 8時) (
レス) id: 98266d8bda (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 確かに、達成感がないとやってる意味ってなかなか感じられないですよね。私もログインできずに見ているので…。ぱあるさんのペースで頑張ってくださいね！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
ぱある(プロフ) - 月夜さん» メッセージありがとうございます！受験頑張ってください！ (2021年1月8日 18時) (レス) id: a6bbc747f6 (このIDを非表示/違反報告)
ぱある(プロフ) - 夕黎さん» メッセージありがとうございます。お知らせはこのお話と同じようにお知らせをお気に入り登録していただくと更新の度にお知らせの通知が行きます。お知らせは作者の作品一覧(少し下の方)にございます。 (2021年1月8日 18時) (レス) id: a6bbc747f6 (このIDを非表示/違反報告)
夕黎(プロフ) - こんばんは、いつも楽しく読ませて頂いてます！お気に入りも評価も一度しかできないのが悔しいです…。浅学で申し訳ないのですが、お知らせの登録の仕方を知らなくて…教えて頂けると嬉しいです;; (2021年1月8日 17時) (レス) id: 252c5f6b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にのかず(ぱある)
| 作成日時：2020年12月19日 18時
