小さな世界の色はとても移り気で ページ5
女子1『迷惑かと思ったんですけど、今日たまたま先輩の姿見つけて、、、』
『そうだったんだ。ありがとう』
女子1『い、いえ...こちらこそ!』
『入学おめでとう。高校生活楽しいことだらけだから楽しんでね』
女子1『はい!』
ーー
彼女を見送って席に戻るとみんな一斉に私の方を見る
私達の学校はちょっと変わってて、一年次のクラスがそのまま持ち上がりになるから
一年の時のクラスのまま
だからみんな、巫女カフェやった時のメンバーなんです
友達1『いまのってさ...』
友達2『なに、A告白されたの!?』
『告白?告白じゃないよ!』
友達3『でも、あの子あんなに嬉しそうに...』
『あぁ、一年の時の巫女カフェに来てくれてたみたいで、私に憧れて入って来たんだって』
友達4『嘘!Aすごい...』
『別にすごくないよ』
友達5『巫女カフェやってよかったね!』
友達6『真帆ナイス!』
真帆『でしょ?もっと褒めて褒めて!』
『はいはい、偉いえらい』
ちょっとー!って騒いでる真帆を横目に私は笑う
私が誰かの役に、少し立てたのかな
立ててたらいいな...
ーー
学校が終わって家に帰るとリビングから怒鳴り声が聞こえてくる
え...喧嘩?
この声って...裕貴さんと浩史さんと拓也さん?
なんで喧嘩なんて...
そっとドアを開けるけどすごい剣幕で私が帰ったことに気が付いてないみたい
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作者名:にのかず(ぱある) | 作成日時:2017年12月19日 18時