JUMPに癒し系女子がいる件。part 3

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Aside


「はい、ゆーり。


プレゼント」




ご飯を食べてからまったりしてる間に、忘れないうちにと渡したプレゼント。



ゆーりはそれを綺麗に開けた。







途端にゆーりの目がキラキラ輝く。






侑「これ！」





「ふふ。喜んでもらえてよかった」






私があげたのは、ゆーりの最近のマイブームであるビデオ機器の一部。







あんまり高いの買えなかったから申し訳なかったけど……来年はもっとちゃんとしたの買うからね？







しばらくそのプレゼントを眺めてたゆーりが、ふと私の方を見て






侑「Aもおめでとう」




と、笑って言った。






何となく、察しはついたから、





「ありがとう、」


と、私は笑った。








侑「あーあ。涼介に取られちゃったなぁ、Aのこと」





えっ、と思わず聞き返した私に、





侑「もう言わない！」




と、またニッコリ笑ったゆーり。






……まさか、ゆーりも？





すると急に何故か涙が溢れてきて。






侑「ちょ、A？



何で泣くの(笑)」






「だって、ゆーりが……っ、」





えー、僕のせい？


と笑うゆーりは、いつも通りで。






その話は、ゆーりの




侑「何かあったら僕達がいるんだから」




という言葉とともに自然と終わった。

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