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病院に行く
祖母は熱中症で運ばれた
「おばあちゃん…ごめん」
ベットで眠っているおばあちゃんにそう呟く
異変はあったはずやのに
全然気付かれへんかった
多分、流星くんもそう
異変があったはず…やのに……
もう誰も
誰も私の前から
居なくならへんで…
お願いやから
私を一人にしないで
しばらくすると祖母が目覚めて
私は売店にゼリーと飲み物を買いに行った
その帰り道
「え…、」
前から歩いてくる綺麗な顔をした超絶イケメン
「流星……くん？」
「…、姫島」
なんで？
なんで流星くんは病院にいるん？
点滴を引いて
そんないかにも部屋着みたいな
病院に住んでますみたいな格好をして
思わず持っていたビニール袋を落とす
「なんで…なんで…」
知らない間に涙が溢れる
「姫島…ごめん……」
「ずっと…ずっと探しとったん…やで」
「うん…黙っていなくなってホンマにごめん
やけど……ごめん……」
流星くんは悲しい顔をして私のことを綺麗な瞳で見つめてくる
「…私…用あるから」
私はまた流星くんから逃げた
涙を拭って祖母のいる病室に入る
必死に笑顔を作って
必死に祖母を安心させるような嘘をつく
ケータイが鳴り開くと流星くんから
『さっきはごめん。ちゃんと話したい』
その文に続いて『明日ここに来て』と指定されたのは病室やった
その日の夜、神ちゃんにも流星くんから連絡が来たみたいで次の日2人で向かった
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raf.(プロフ) - 菜の花さん» これからの展開どんどん切なくなって行くと思います(笑)ですが、切ない中でも温かさなどを感じられる作品を作って行ければいいなと思っているのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年8月13日 1時) (
レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - yuuriさん» コメントありがとうございます。多少てこづってますが頑張ります。これからもよろしくお願いします！ (2019年8月13日 1時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花 - ちょっと切なく感じます(笑)続きが気になります！更新頑張ってくださいね!! (2019年7月29日 11時) (レス) id: 7fe6ef1444 (このIDを非表示/違反報告)
yuuri(プロフ) - とてもいい作品ですね！こういうタイプめっちゃ好みです！応援してます！頑張ってください。 (2019年7月28日 23時) (レス) id: 071915ef58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raf.
| 作成日時：2019年7月22日 20時
