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まひろの最大の武器は
コミュニケーション能力だった。
どんな人でも自分の味方につけることができる。
まひろに嫌われたら最後。
そう言われていた。
そして今、その武器を振りかざしている。
ま｢バスケ部なんですよね？
私たちもそうなんですよー！｣
まひろは、梓さんからもらった絆創膏を指に巻き、
嬉しそうな顔で背の高いまさ兄を見上げている。
きっとまさ兄から見たら可愛い女の子なのであろう。
雅｢そうなんだ！どこから来たの？｣
ま｢神奈川です！
あ、この子と同じ学校だったんですよ。｣
雅｢そうなの！？
俺ね俺ね、
そこの高校の学長と知り合いなんだよ！｣
ま｢え！すごーい！｣
こうやって、
この子は人の懐にスッと入ってしまうんだ。
.
梓｢なんなのあの子！ほんっとムカつく。｣
し｢なんで普通にAの同級生とか言えちゃうわけ。ありえない！！｣
2日目の練習が終わり、
マネージャー3人で飲み物の容器を洗ってい
た。
梓｢てか、雅紀も雅紀だよね。
なんであんな簡単に心開いちゃうかな。｣
そんな話をしていると後ろからバタバタと足音がした。
雅｢ごめーん！これもお願いしていい？｣
梓｢うわ、噂をすればじゃん。｣
雅｢え、なに？？｣
｢梓さん！
大丈夫なんで、言わないでください。｣
梓｢雅紀、あの女の子には気をつけた方がいいよ。｣
雅｢あの女の子って…まひろちゃん？｣
梓｢そーそー。
正直にいうけど、狙われてるよ。｣
雅｢俺が？ないない!!
てか俺、好きな人いるし。
正直にいうけどその人しか見えてない。｣
まさ兄に好きな人がいるなんて初耳だった。
それはあんなに仲がいい梓さんも
同じだったようで、
目をまん丸にして驚いていた。
梓｢え、だれ？｣
雅｢それは言うわけないじゃん！｣
梓｢ななこ？あ、みずきか！｣
雅｢違う違う！
てか言わねーから！｣
話がズレてくれたおかげで
まひろが私をいじめていた事を知られるのは免れた。
チクっただなんてバレたら
まひろに何されるかわかんない。
後2日の我慢。
そう思えたら少し気が楽になった。
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ぐぐ(プロフ) - みこさん» みこさんコメントありがとうございます！楽しんでもらえて何よりです。ご期待に応えられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします(^^) (2019年8月29日 16時) (
レス) id: 07a41800b8 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - ニノと相葉くんかっこよすぎます！(笑) まつじゅーん…かわいそう… これからどうなるのかものすごく気になります！更新頑張ってください！ (2019年8月22日 14時) (レス) id: 93e7b62bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぐ(プロフ) - kazunari_ninomiya0617さん» 初めまして！読んでいただき、ありがとうございます！一気読みしてくれたんですか！嬉しい限りです(^^)これからもよろしくお願い致します！！ (2019年7月12日 21時) (レス) id: 07a41800b8 (このIDを非表示/違反報告)
kazunari_ninomiya0617 - 初めまして(*´∀`*) 小説読ませていただきました(*^∀^*) もうドキドキして一気に読んじゃいましたよ(>_<) 続きがすごく気になる！ 更新頑張ってください 応援しています(*´ω`*)ゝ (2019年7月11日 22時) (レス) id: d8e7581800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐぐ | 作成日時：2019年2月28日 17時
