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story11 ページ13
翔side
母『ここ座ってみ。』
暖かい、暖房のついた部屋。
ソファーに腰をかけた。
母はテレビの電源を切った。
翔はもう、涙を抑えられなかった。
櫻井『ヒック....クスッ。
俺、あと二年しか生きられないんだ.....』
母『治す...方法は....？』
翔は首を横に振った。
母さんも涙を流し始めた。
母は、ソファーの上で泣き崩れてしまった。
俺のせいで、
っと考えると、胸が苦しくなった。
俺はいずれ体が思うようにいかなくなる、
一番身近な人は母さんだ。
母さん。
ごめん。
っと、いうことしか俺には出来なかった。
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作者名：あらあい | 作成日時：2017年12月10日 18時
