eternally133 ページ41
あの日から翔くんと顔を合わせても、翔くんが優しく接してくれるおかげで、特に気まずくならなかった。
良い関係でいられている。そんな感じがしていた。
あれから、月日が流れて、5×20のツアーが始まる。
このツアーが始まると、
まだ公表はしていない休止までのカウントダウンが始まったような気がして、
一回一回に力が入る。
一回一回が終わるたびに、本当に嵐が大好きなことを実感させられて、大好きなみんなの笑顔を見ていると本当に幸せな気持ちになる。
年明けのツアー中に休止の会見が決まっていて、その日が来ないで欲しいと、思ってしまう毎日だった。
そして、2019年の年が明ける__
メンバーと本当に数人のスタッフ、マネージャーしか休止のことは知らなくて、内々で打ち合わせが進む。
休止会見、FC動画発表までの最後の打ち合わせの日。
数人のスタッフだけで打ち合わせをする。
A 「現実になるんだね、」
ニノ「そうですね」
A 「はあ、こんなに緊張することないかも」
相葉「会見？」
A 「うん」
相葉「大丈夫だって、俺らがいるじゃん」
A 「引退したら何するか聞かれるよね。全然決められてないのに。」
翔「そのままで大丈夫だろ。そこまで意地悪なことは聞かれないような空気感にしよう」
潤「そうだな、出来るだけ深刻にならないように。」
ニノ「顔怖いよ、リーダー」
智「俺も緊張するんだよ」
翔「俺ららしい発表をしよう」
相葉「うん、大丈夫だって」
智くんの不安な顔を見て、気持ちがよくわかる分、私も守られてばかりじゃダメだと感じる。
私も、智くんを守れるように頑張ろうと決める。
そして、FC向けの発表の動画撮影、休止会見の日。
みんな空気が重くて、会話もほとんど交わさない。
私だけメイク室が違って、きいちゃんにメイクをしてもらう。
こんなに緊張することは初めてで、怖くなる。
ふと、鏡の中の自分の顔を確認した時、
鏡越しにうつった、きいちゃんが今にも泣きそうな顔をしていることに気がつく。
A 「どうしたの、そんな顔して、笑」
きい「ごめん、、全然気がつかなかったから」
ほとんどのスタッフに全く教えていなくて、今日突然呼ばれて知ったきいちゃん。
A 「ごめんね、今日お休みだったのに」
きい「芸能界辞めちゃうの、、」
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樹(プロフ) - 常夏さん» 嬉しすぎます。幸せすぎるコメント、本当にありがとうございます。 (2022年1月15日 22時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - 泣きながら読んでます…。大好きですこの作品！！！ (2022年1月1日 23時) (レス) @page46 id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月12日 16時
