いつまでも 1 (ページ45)

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eternally41 ページ45

翔「A、大丈夫か。どうした。」

相葉「うん、一回落ち着こう、大丈夫だから」

こんなに泣いたのは久しぶりで、体が脱力する

相葉「よりかかって、」

うずくまって泣いているから、翔くんの姿は見えないけど、近づいてきてるのが分かる。
こんな姿、見られたくないのに。嫌なのに。

翔くんが、私の背中をさする。

翔「大丈夫か」

翔くんに甘えたくない、今こんな顔見せられない。
翔くんに今甘えてしまったら、
全てを吐き出してしまいそうで、全ての気持ちを曝け出してしまいそうで、
　怖くなる。

A 「っ、ごめん、大丈夫」

私の背中に乗せられている、
翔くんの手を振り払い、相葉くんによりかかる。

翔くんの顔は見えないけど、驚いている空気感が伝わってくる。

智「A、、」

相葉「、、ちょっとあっちで、横になろA」

智「翔ちゃん、行こう、ここは相葉ちゃんに任せよう。」

翔「、、、。」

私は、相葉くんと、奥の方のソファに座る

A 「ごめんね、相葉くん」

相葉「ぜーんぜん、大丈夫だって」

相葉くんは、私の頭を、ぽんぽん、と優しく撫でてくれて、にこっと、アイドルみたいに笑う。

A 「こんな自分やだ、
ニノちゃんに悪いことしちゃった」

相葉「ニノが悪いんだって、気にすることないから」

_______________

ニノは隣の部屋で大きくため息をついて、しゃがみ込む

潤「ニノ、どうしたんだよ」

ニノ「、頭に血が上った。言いすぎた」

潤「何があった」

ニノ「Aは翔さんのことが、ずっと好きだったじゃないですか。」

潤「そうだね、翔さんも、Aが好きなんだろうな、って薄々思うことがあったし」

ニノ「翔さんも、A好きなんすよ。
そう言ってましたし。」

潤「まじか。」

ニノ「俺はあの2人が一緒になって欲しかった。
でも、Aは最近、翔さんと、ヒナで、ふらふらしやがって。
やりたくもない仕事して。」

潤「嵐でいるために、頑張ってるんだろ。」

ニノ「分かってますけど、
Aが知ってるAじゃなくなるのが、
それを見てるのが、俺は辛い。

悲しそうな翔さんを見てるのが辛い。
あの2人は、お互いに思い合ってたのにさ。」

潤「、、両思いだったのか、
Aの片思いかと、ずっと思ってたわ。」

2人でため息をつく。