#23 公開 ページ24
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会見が終わると当たり前のように追いかけてくる記者たち。
『どのような病気なのですか』
『いつ再開するのですか』
『原因は何ですか』
あの皆さん。デリカシーというものを知らないんですかね。
アイドルだって人間なんだから何でも踏み込んでいいってわけじゃないでしょ。
病気で、入院が必要なことも言った。休止の理由。これ以上に必要？ニノの負担にさせないでくれよ。
とりあえず無視してニノの病院へ。
先生から話を聞くと、やっぱりこれも転換性障害による症状らしい。
みんながニノと話してるから、その間に少しトイレと言って抜けて。
「先生、この前の咳はどうなりましたか」
先生「比較的落ち着いてはいますが転換性障害の薬との併用が難しくて発作止めしか処方できない状況です……」
「なるほど……」
先生「転換性障害が落ち着いてくればそちらに専念できます」
「どうしたら落ち着きますかね」
先生「基本外部からの精神的な刺激は避けさせることです。メンバーの皆さんからはできるだけ優しく。」
「なるほど、ありがとうございます」
長すぎると疑われるから戻る。
ただいまぁ！っていうテンションでドア開けたらニノが寝てたから静かに入る。
「あの、ちょっと話いい？」
「「「うん」」」
「ちょっとさっき先生に会ったから聞いたんだけど、転換性障害を早くよくするなら外部からの精神的な刺激をなくすこととメンバーからはできるだけ優しくすること、だって」
翔「じゃあさ、毎日1人ずつ交代で病院泊まる？嵐のレギュラー番組は3人ずつ交代で回す。残りの日は個人の仕事だから被らない。仕事ない人がニノの横につけるよね」
雅「そうすればネットとかテレビとか見る回数減るか」
潤「ありじゃない？」
「そうしよう」
潤「じゃ今日は俺ね〜」
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作者名：珠さと | 作成日時：2024年2月13日 18時
