白銀の彼女は能力者〈stpr〉

25. 青　出会い ページ27

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四人目は……ころちゃんだっけ。


ころちゃんは、暗かった、コミュニケーションが取れない、とかそういう感じではなかったな。


ただなんか、何かに迷ってるというか、悩んでるという感じだった気がしたことを覚えてる。








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僕は、明るい人間だったと思う。


もちろん実力はあって、やることやった上で、周りの人たちと馬鹿騒ぎをするのが日課だった。









そんな日々の中、僕には一つ大きな悩み事があった。


それはもちろん、パーティーのこと。


この学院の決まりで、院生は全員パーティーに入ることが義務化されている。


僕はそこそこ強かったから、いろんな人からパーティーに誘われていた。









でも、







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「ころんがいてくれたら俺らほぼ何もしなくていいしなー」



「お前の力に期待してるぞー？」


明らかに、僕を利用する前提で誘っている人たちばかりで正直うんざりしていた。


そんなこんなでしばらく無所属でいると、先生たちにも目を付けられるわけで。









「早く加入しろよー、ころんー」


こ「無責任ですね先生っっ！！」


とまぁこんな調子だったから、利用されてもいいからよくつるむ奴らと一緒に組むか、信頼できる人に出会うまで待つか、とずっと悩んでいた。









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？「ねーねー君、ころんくん、だよね」


そんなときだったんだ、彼に出会ったのは。









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