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次の日の朝、タカシは「委員会の説明受けなあかんから」とか言って、先に行ってしまった。




タカシは委員長か、



「タカシいないと1人かあ、」






昨日から使い始めたこの最寄り駅のホームには、この時間、結構小さめの割に、沢山の通勤通学の人が集まる。







みんなスマホに目を落として、私の独り言なんて聞いてないだろう。








2「俺いるよ」






「へっ」








聞き覚えがある声、振り向くと、あいつ…じゃなくて、小笠原くんがいた。









「小笠原くん…聞こえてたのね」









2「タカシって昨日の奴?イケメンだよな〜」





いやいや、あなたも上等ですけど…






「小笠原くんも十分モテてんじゃん、」





まあ、褒めとこうっと








それにしてもタカシって、男子から見てもイケメンとか、無敵すぎ( 笑 )








2「え〜、まあ?( 笑 )」









「え、認めてどうするのよ( 笑 )」






そういうと小笠原くんはニコって笑った。









あれ?









意外と、話しやすかったり…するの?









電車に乗ってからは、もはや地獄絵図だった。






人に酔い、揺れに酔い、、









「うわあ」






2「大丈夫?」









バランスを崩して、小笠原くんに寄りかかる状態に、









もう酔って足がフラフラ、人の多さに身動きすら出来ないし、








キョロキョロ挙動不審にいたら、









2「いいよ掴まってて」








小笠原くんは私の背中をさすってくれた。








私、今顔上げれない、真っ赤だ、、








15分は意外と長くて、やっと目的の駅に着いて、









小笠原くんに強引に手を引かれながら車両のドアを出た。









「…ごめん、」






2「酔ってるでしょ?取り敢えずいっぱい空気吸って。」









外の空気は春にしては少し冷たく、今は心地よかった。









「…ありがとう、もう大丈夫!早く学校行こ、遅れるから。」







2「ほんとに?」






小笠原くんが私の顔を覗き込んでくる。







目が…子犬…( 笑 )









あと、朝礼開始のチャイムまで15分くらい。あんまりゆっくり出来ないよね、






さっきよりは気分も良くなって、何より小笠原くんに迷惑かけるのは嫌だった。








「行こ?」







そう言って立ち上がると、









2「ん、まだフラついてんじゃん」







って、小笠原くんが手を差し伸べるから、応じるしかなかった。





いや、応じたかったから?

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設定タグ:超特急 , カイ , タカシ   
作品ジャンル:タレント
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ノア(プロフ) - meiさん» ありがとうございます!亀更新ですが、楽しみにしててくださいな^^ (2018年7月7日 18時) (レス) id: 599db03769 (このIDを非表示/違反報告)
mei - いつもキュンキュンしながら読んでいます。これからも頑張ってください! (2018年5月27日 17時) (レス) id: 82fa943891 (このIDを非表示/違反報告)
8ko - はい!頑張って下さい! (2018年4月9日 21時) (レス) id: 0239e72474 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 8koさん» 嬉しいです(;_;)初心者ですが、これからもよろしくお願いします! (2018年4月7日 21時) (レス) id: 599db03769 (このIDを非表示/違反報告)
8ko - 私アロマのコンビ大好きなので、この作品を楽しく読めました!これからも更新頑張って下さい! (2018年4月7日 20時) (レス) id: 0239e72474 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノア | 作成日時:2018年4月6日 22時

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