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田中「若林」
若林「はいっ」
原田「若林優馬。
あんたマスク外しちゃったから、人生で花粉症になった時マスクしづらくなったね。」
若林「え‥‥?」
そして、ニッと笑う原田。
田中「ニッてなってるから終わりだ」
若林「あ、‥‥」
原田「今度マスクするとき、言いに来るんだぞ?」
若林「花粉症にならないからもう付けない!」
原田「うん、風邪ひいたときはして。迷惑だから」
「「「 笑笑 」」」
若林「わかった(笑)ありがと!」
なぜか田中にはお稲荷さんをあげた原田。
そして全員、卒業証書を受け取った。
原田「これで全員ね。
まさかあたしのやりたいこと、あんた達が叶えてくれると思わなかった。
ありがと。
最後に私からみんなに伝えたいことは、特にありません」
田中「特にないんかい!」
原田「だって個人個人に言ったから」
田中「いやでも、シメというかぁ‥‥あるじゃないですかぁ!」
原田「ない」
最後の最後まで、自由な原田のぶお。
原田「ま、あたしがこんなやりたいことやれてるんだから、あんた達なら今からやればもっと、あたしなんかよりもっと、やりたいことできるかもしれないよ?
じゃあね!」
それだけ言って、教室を出て行こうとする原田。
明智「おい!ちょっと待てよ!」
原田「キムタク‥‥!?」
『いやムード‥‥』ボソッ
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作者名:ねむ | 作成日時:2019年9月17日 20時