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Nishizono.Side
なんちゃって卒業式、当日。
『まさか2年で卒業式やるとはなぁ‥‥』
ボソッと呟いた私の言葉に、隣を歩く彼にはハッキリ聞こえていたみたい。
明智「たしかにな」
『秀一が提案したんだからね?』
明智「‥‥そうだな(笑)」
しかも、天気まで。
なんちゃって卒業式にふさわしい、晴れで雲一つない晴天。
暑すぎず寒すぎず、吹く風が心地良い。
学校に着けば、もうみんな準備バッチリ。
教室を飾り付けっしてる。
若林「みんな張り切ってるね!」
明智「まぁ〜最後だしな?」
そしたら、また突然入って来るんだよな、のぶおは。
原田「なにこれ!すっごい飾りじゃない?!
教卓ダサくない?明智でしょ〜?
センスなっ!どうして西園にやらせなかったのよ〜」
明智「うるせぇよ!」
『だよね〜私も思った』
明智「お前も調子乗るな」
田中が、私達自分で書いた卒業証書をのぶおに渡して、でもそれをなぜか入口の棚の上に置くのぶお。
原田「いやいやいや、あたし自分で作ってきたから、みんなの分」
「かわいいでしょ?」なんて言ってハート型の大きめの紙を取り出したのぶお。
‥‥笑笑
本当、のぶおらしいわ(笑)
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作者名:ねむ | 作成日時:2019年9月17日 20時