【King&Prince】キンプリの最終兵器、純白ちゃん。16 (ページ5)

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ゆっくりと目を開けると、上から聞こえた

― 大丈夫ですか

という、かたことの日本語。

ハッ！と我に返って顔を上げると、

そこには綺麗な顔をした男性が私を見つめていた。

しかも、背中と腰に回る手。

慌てて「す、すいません！」と謝りながら離れる。

「怪我は？」

『全然！すいません本当に‥‥ 』

「怪我がなくてよかったです、Aさん」

『いや本当に‥‥‥‥えっ？』

私の名前‥‥と思い下げていた頭を上げると

そこにはメイクさんが言っていた

BTSさんがいるではないか。

え、なんで？え？

なんで私の名前‥‥？

混乱する私に微笑む、私を受け止めてくれた方。

「 Aさんが昨日、歌ってるの見ました」

『あ、ありがとうございます』

「やっぱりすごい綺麗ですね」

『え？』

いきなりそんなことを言った方はどうやら

テヒョンというらしく、困ってるからやめろ、って

他の方に注意されてた。

その後もテヒョンさん以外の方からも

自己紹介されて、いきなりのことで

頭が整理つかないけど、頑張って覚えて、

少しお話をしていた。

― Aちゃん、そろそろ急がないと

『あぁ！

助けていただいてありがとうございましたっ

私はこれでっ』

TH「バイバイAさん」

『生放送頑張ってください』

手を振ってくれるBTSさんに頭を下げて

メイクさんと足早に現場へ向かった。

『なんで私の名前知ってたんだろう‥‥ 』

― え、まさか知らないの？

『？、なにが？』

― 世界で最も美しい顔100に

Aちゃん日本人最高ランクの10位だし

アジアで最も美しい顔100だと2位で

日本人の中じゃ1位だよ？

『 ‥‥えっ！？！？』

― 逆なんで知らないの‥‥。

それもあってBTSさんもAちゃんのこと

知ってたんじゃない？

っていうか！あの受け止め方すっごい

恋愛ドラマみたいだったね！キュンキュンしちゃった！

私の知らないことが一気に入って来て

パンクしそうだし、BTSさん‥‥

次元が違い過ぎて、緊張した‥‥。

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BTSさん、マジでわからん。

こんな感じで申し訳ないです。