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＿デート当日＿
若林「だからなんで増えてんの」
若林が東条と西園が選んだ服を着て、周りには原田や田中東条。
他にも大勢のクラスメイト。
東条は心配そうに若林を見る。
あれから若林は西園と一回もはなしていない。
川崎「でもビックリだなぁ〜。若林は蘭のことが好きだと思ってた」
若林「‥‥っ」
今泉「確かに！仲良いし！」
水族館のチケットを2枚持っている若林。
原田「デートする前に確かめなきゃね。
あんた今どうなの？好きなの？ぶっちゃけ。」
若林「‥‥‥‥‥‥好き、だと思う」
原田「はい。よろしい」
東条「若林‥‥」
クラスメイト達がきゃーきゃー騒ぐ中、原田が言った。
原田「若林、お前は嫌われている」
田中「えぇーーー！？なんで言っちゃうの！？」
川崎「え？そうなの！？」
若林「えっと‥‥‥どういうこと？」
原田が全て話した。
山上がしたことを。
遊ばれていたことを。
西園がそれを若林に伝えようとしたことを。
若林「そうなんだ！‥‥そっか‥‥
やっぱりそうだよね‥‥！いきなり仲良くしてデートなんて‥‥こんなうまく行くはずないもん(笑)
だって最初からうすうす気付いてたし。」
無理に笑って自傷する若林を辛そうな顔を見る東条達。
若林「ありがとっ‥‥！教えてくれて‥‥」
東条「もう‥‥別にブッチしていんじゃね？蘭もそう言ってたし」
若林「‥‥ううん！行くよ」
川崎「なんで‥‥」
若林「ちゃんと本人の口から聞いてみようかなって‥‥思ってるから」
それから若林達は待ち合わせ場所に向かった。
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ブッチとは‥‥←
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作者名：ねむ
| 作成日時：2019年5月12日 14時
