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「・・そ、そんな事ｯ・・」
智「あるんでしょ？(笑)」
「・・・な、無いですｯ・・」
智「Aちゃん、素直じゃないなぁ(笑)」
「・・な・・ｯ・・」
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大野先輩のシャツを掴んだ手を、逆に掴まれて、
ちょっと意地悪な顔を見せる先輩。
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何を言っても、見透かされているような気分で
全然答えれなくて困っていたら
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様子を見ていた櫻井先輩が
見かねたような表情で近づいてきて
大野先輩の手から私の手首を解放する
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翔「こらこら・・智くん、そんなにイジめないの(笑)」
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と、爽やかに笑ってそう言うから
ちょっとドキっとした。
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雅紀「あ、吉野ちゃんとニノ。」
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すると
突然、相葉先輩がそんな事を言うから
バッと、そちらに顔が向く。
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潤「カズ、おせぇよー・・。」
和也「ごめん、ごめん。」
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保健室から出てくると
吉野先生から離れて、
松本先輩の隣へ足を進めたカズにぃが
申し訳無さそうにそう謝った。
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そうしたら
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雅紀「よっしゃ、んじゃ・・レッツゴーっ・・!!」
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すごく大きな声で
嬉しそうにそう叫ぶ相葉先輩を見て
クスっと
吉野先生が小さく笑った。
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何をしても画になる先生は
やっぱり素敵だと感じた。
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革ベルト
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作成日時：2012年4月7日 12時
