【黒○】こんなんでも愛してくれる？.・2【限定短編集】

緑間真太郎 ▼.ドS ページ3

のんのんさんリクエスト


　
　

　
和成の相棒、緑間真太郎と私ははっきり言うと仲が悪い


最初から行き違えていた



大嫌いだよ。あんな奴


　
　
「いっ...！」


突然、ひどく痛む左足
感触から言うと人の足かと、

私の足を踏んでいる輩を見てやろうと
顔を上げた


　
　

「っ、み、緑間ぁ...！」


やはり私の足を踏んでいたのは緑間だった
ムカつくほどのドヤ顔をし、
私を見下ろしていた



「ふ、何なのだよ。その目は...もっと強くしてほしいのか？」



くくく、と喉を鳴らし、メガネのブリッジを二回ほど上げていた




憎たらしいな。でもそんな顔しているコイツが一番可愛いとか思ってる



大嫌いなはずなのに




「....？なんだ抵抗は止めたのか？」



「つまらないのだよ」





彼はそう、つまならそうに呟くと今度は私の前髪を力強く引っ張り、顔を覗き込んできた






　

　

「....お前、いま自分がどんな顔しているかわからないだろ？」




特別、教えてやるのだよ。
そう偉そうに言うと彼は耳元に唇を寄せてきた



　


　


　

「もっと、....て顔してるのだよ。このドMめ」




　


　


　

　


　


『なっ、....！』
『顔真っ赤だが？』
『黙れよもう！！』

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