検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:9,937 hit

episode47 ページ4

*
*
*
高嗣「お前ほんとすごいな。さっきの話聞いてた?」

「おばけ出たって話?大丈夫だよわたし見えないもん」

高嗣「ほんと女気ないやつ」

「高嗣がそんなんだからわたしがしっかりするしかないでしょ!!」



2人になった瞬間いつもの高嗣が戻ってきた。

嬉しいようなだるいような。

女気ないとか自分でも分かってるし高嗣に何回も言われてることだけど、やっぱり何回聞いてもイラッときてその反動で掴んでいた手首を放した。




高嗣「俺も別に怖くねえよ」

「はい出た〜〜怖いくせに」

高嗣「怖くねえって!!わあっ!!!」

「なに!?!?」

高嗣「足元なんかある」



強がって先に前に進んだ高嗣をまんまと引っ掛けた一つ目の仕掛け。

異様に感触が悪い細くてフワフワした糸みたいなのが張り巡らされてる。



高嗣「誰がこんなん仕掛けてんだよ」

「宮田さん?え、でもそしたら宮田さん怖くないか」



完全に高嗣の歩くスピードが落ちた。

やっぱ怖いんじゃん。笑



高嗣「マッチ棒無事?」

「あ、うん。全然平気。」

高嗣「さっきのは俺が先に引っかかってあげたしな」

「引っかかってあげたって……わあ!!なに!?」



わたしをおどかしたのは仕掛けでもおばけでもなくて高嗣だった。



高嗣「それ一緒に握らなきゃなんだろ」



急に手を握ってきたから。



「いきなりやめてよ!てかマッチ棒逆の手に持ってるし!!」

高嗣「おばけに手握られたと思った?笑」

「思わんわ!!」

高嗣「Aが驚いてる〜!いぇーい!」

「なにそれ」

高嗣「マッチ棒大丈夫?笑」

「このくらいじゃ折れません〜」

高嗣「手の間に挟んでよ」

「そうだった」



高嗣と自分の手の間にマッチ棒を移す。



高嗣「なにこれ超気持ち悪い」

「マッチ棒2人で10本握るって無理あるよね」



高嗣と手繋いだのいつぶりだろ。

小さい頃はよく手繋いで遊んでたなあ。

こんなにも高嗣の手が大きくなってること知らなかった。


不覚にも高嗣に"男"を感じてしまって少しドキッとしてしまった。


*
*
*

episode48→←episode46



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
102人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , キスマイ , ニカ千   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ななこ - ニカ千めちゃくちゃキュンキュンします!!続き楽しみに待ってます♪ (2020年5月1日 15時) (レス) id: c80137a213 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - りりりさん» コメントありがとうございます!更新遅くなってしまい申し訳ないです(;_;)頑張って最後まで書き続けるのでこれからも読み続けていただけると嬉しいです♪ (2017年11月21日 16時) (レス) id: 7d31590396 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新待ってます!早く続きが読みたいです! (2017年11月4日 0時) (レス) id: f628c30d07 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - するめいかさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しい限りです(;_;)できるだけ早く更新できるように努めますのでこれからもぜひ読みに来てください♪ (2017年10月15日 15時) (レス) id: 054a8a3c7f (このIDを非表示/違反報告)
するめいか(プロフ) - 毎回楽しみにしてます!!更新まってます! (2017年10月12日 3時) (レス) id: 3574bf0e9d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ラムネ | 作成日時:2017年10月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。