＜完＞僕は使用人に恋をした【月山習】

３６食目 ページ37

月山side


僕は今、




猛烈に後悔していた






月「なんであんなことを…」





自室、ひとり頭を抱えながら…






そうまるで雨に濡れたこn((







『残念だ』



なんて…




通りすがりに言われたら、Aのような鋼のメンタルでも気になるだろうに…







あぁ、謝ればいいのか…




いやまて、謝ったところであの子のことだからきっと気まずくなるに違いない…







ならやんわりあの発言はなし、みたいなことに…





できないな







いくらAでも傷ついただろうに…






本当に僕はバカだ…








しかし…




月「僕が婚約するのも…アメリカに行くのも…





あの子の中ではどうでもいいのだろうか…」







僕は使用人としてAのことを見ていない



ひとりの女性として、慕っているのだ






けれど…







アメリカにいくのをとめもしない、


婚約と聞いても応援する





きっと今時のJKとやらは


『脈なし』




と、


まるで救急医が生死を確認するかのように言うのだろう







そう、まさに脈なしになりそうなのは僕の方さ…





僕のメンタルはバラのように繊細で…しかしそれでm((









とにかく…






月「僕がアメリカに行く前に……






ジュリアとの婚約を解消し、Aを振り向かせなければ…」

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