#7 練習着 ページ11
レベル分けテスト終了後
スタッフ「自分のクラスの練習着をとって、練習場に集まってください」
そう言われて、僕は一成くんと一緒にピンク色の練習着を手にした
豆「これ、星七には大きすぎるんじゃないかな?
ちょっと一回着てみて」
試しに来てみると、案の定大きく、ワンピースのようになってしまっていた
『どうしよう、一成くん...』
豆「スタッフさんに聞いてくるから、ここで待ってて!」
『ありがとうございます!』
きっとズボンも大きいよなー、私服の練習着になるのかなと考えていたら、後ろからトントン、と叩かれた
『ん?』
振り返ったら、ピンクの服を来た人が立っていた
?「星七くん、だよね?
僕、川尻蓮です!
同じAクラスだけん、よろしくね」
あ、あのダンス凄かった人だ!
『はい、浜田星七です!あの、さっきのダンスすごく綺麗でかっこよくて、川尻さんと一緒に踊ってみたいって思ってたんです!』
蓮「本当に?僕も星七くんのステージ好きだったよ、これからよろしくね!」
『嬉しいです。ありがとうございます!
あと、僕の方が年下なんで星七って呼んでください!』
蓮「じゃあそうする。星七も川尻さんだと距離があるけん、蓮くんって呼んで欲しいな」
『いいんですか...?じゃあ、蓮くん、よろしくお願いします!』
蓮「あははっ、かわいいな〜星七は笑
愛嬌があってかわいい〜」
『えへへっ』
蓮くんにほっぺをぎゅーっとされてると、一成くんが練習着を手に戻ってきた
『あ、一成くん!わざわざありがとうございます』
豆「あれ、蓮くんといたの?
これ、スタッフさんが事前に星七用に全種類用意してくれてたみたい、これ着て練習場行こう!」
と言って、僕用に少し小さい練習着を渡してくれた。
『わあ、やった!みんなと同じ練習着なの嬉しい、一成くんありがとうございます!』
豆「ううん、いいんだよ、じゃあ着替えに行こっか」
蓮「僕は先に行ってるね、また後で!」
「『はーい』」
みんなの憧れであろうこのピンクの練習着は、これからどんなダンスをするんだろうというワクワクと、絶対にこの色を守らなきゃいけないという思いにさせてくれた。
豆「よし、じゃあ行こう!」
『はい!』
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ぴ(プロフ) - 珍しい展開で興味が湧いて見てみました!面白そうです!応援してます!ご自身のペースで頑張ってください〜!! (9月30日 23時) (レス) @page13 id: 69b32d86ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち | 作成日時:2022年1月1日 17時