金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件

37話 ページ37

＊
・



それから洞窟まで歩いた。

もう少しで、謎が解けそうだったのに…。

お兄ちゃんの名推理が…。

式部「ああ、洞窟だ」

堂島「ここまで来れば、大丈夫です」

赤尾「ええ」

洞窟の中へ入り、歩いていると

貴方「…お兄ちゃん？」

お兄ちゃんは立ち止まった。

一「……そうか」

何かわかったのかな？

一「堂島先生！全員、太陽ロッジに戻して下さい」

堂島「何をバカな事を言ってるんだ。行くぞ！」

貴方「お兄ちゃん⁉︎」

堂島「おい！勝手なことをするな！」

竜「ちょ…先輩！」

私と竜二は、来た道を戻って行ったお兄ちゃんを追いかけた。

一「リーさん。今からそっちの皆を太陽ロッジに連れてきてくれ」

リー『何かわかったのか？』

一「うん。今から、それを確かめたい。だから頼む」

リーさんと話が終わったあと、太陽ロッジの入り口まで来た。

お兄ちゃんは、照明の下にあるコードをつついている。

一「佐木、スイッチ」

竜「えっ？…はい」

竜二は、電気を入れるスイッチの所まで行った。

竜「先輩、行きます！」

太陽ロッジと書かれた看板の下にある電球がついた。



・
＊

38話→←36話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す