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漆黒の闇のように暗い空の下
夜のタワーオブテラーの上に黒い影集まり、最後の時を過ごしているようだ…


ジャック「今年もリクルート活動が終わったな〜帰ってまた白いバラを赤く塗る日々か」

ダル「僕ジャックに会えなくなるの寂しいな…」

ジャック「親友!また一年したら会えるさ!」

アップル「俺はこの顔を見なくて済むと思うけど清々しいけどな」

ホック「うるさいお前ら最後まで喧嘩をするな!そのリンゴこのフックで刺してやろうか?」

ヴェール「ホックさん!最後に私の歌声を聞いてくださる?」

エイトフット「おーーーっと…ヴェールそれはまた来年の楽しみにしてくれ?お前の声を聞いたら皆んな後ろ髪引かれちまう…最後に耳がいかれるのは御免だ、タコした…イカした歌ならまだしも…」

マルフィ「ウェルウェル…エイトフット聞こえてしまうよ?…はぁ、夜の闇の中にいる私は何と美しい!」

スカー「ダーーーーーーリーーーン!スカーちゃん会えなくなるの寂しいわ…!今そっちに行くね!」

ハデス「ちょっと!貴女が何処に行くかはご勝手に?でも私に近寄らないで貰える?獣臭が移るじゃない…」


個性溢れる彼らは物語のビランズ達をマスターとするリクルーター達だ。


『そう言ってやるなハデス…俺まで悲しくなる』


人間の頭の上にはあるはずの無い、動物の耳つけた男が喋る。


ハデス「あら?貴方はそれを受け入れてるのだと思ったわ。わざとその耳や尻尾も残してるのでしょ?」


青くメラメラと炎のように燃える髪の女性が不思議そうに言葉を返した。


『あぁ…そうさ。何度も言ってるが俺はジラ様に助けられたからな、ジラ様に経緯を払うためにもライオンである俺でいる』


ハデス「なんでもいいわ…どうぞ、ご勝手に」


ピシャッと彼女が扇子を閉じたのが合図だったのか、皆が立ち上がり闇が広がる空を見上げた。


『あぁ…そうだ。皆んな手が空いてる時に是非ナイトレイブンカレッジに遊びに来てくれ…お前らの魔力はとても勉強になるだろ…じゃあな』


そう言うと耳のついた彼は闇に溶けていった。


マルフィ「ウェルウェル…人の返事を聞かず居なくなるのは彼…ジルの悪い所だ…全く」

アップル「あいつも林檎の木の様にしっかりと根を生やし立て堂々としてればいいものを…飄々としているからな」

マルフィ「手に入らないから欲しくなるものさ」

アップル「同感だ」


ニヤリと笑ったのは誰だったのか…

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ラム - 分かりました更新頑張ってください応援してます (2021年4月15日 17時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
まいく(プロフ) - ラムさん» コメントありがとうございます。残念ながら画力が無くイラスト化する事が出来ないです: :すみません (2021年1月13日 2時) (レス) id: af86ca4274 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月24日 14時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まいく | 作成日時:2020年10月4日 15時

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