家出るんだってばよ ページ6
間違って公開してました。
すいません
――――――――――
ぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!!
入学式だぜぇ!!
ぇ?温度差で風邪ひく?わざとだよ!!
なんでこんなテンションか知りたい?知りたいよねぇ?
入学式の後に舞踏会があってなぁ!?
アマリリス様と踊らなきゃいけねぇんだぁ!!
まぁちゃんと踊り方とか、作法とかいろいろ教わったし、そこら辺の心配はないのよ。
だけどね。
絶 対 嫌 わ れ て ん じ ゃ ん ?
嫌そうな顔する可能性高いじゃん?
だからイヤ。
馬車よ…一生くんな。
md「お嬢様。馬車が付きました。」
イヤァァァァァァァァ!!!!!
早いィィィィィィィィ!!!!!
「分かったわ。」
私は立ち上がり、冷静を貫いた。
馬車に乗りたくなぁい!!!
だけどユーリには会いたぁい!!
めんどくせぇって?
今更じゃのう!!
はっはっはっは!!!
玄関にはたくさんの人がいた。
といっても使用人とmyグランドマザーだけなのだが。
皆各々伝えたいことがあるらしいけど、無理だよな。多分。
そんな事を考えていたら一番古株のメイドが出てきて言った。
md「ご達者で。いつでもお待ちしております。」
実にありきたりな言葉。
メイドが主人に送るような、ベタな言葉。
だけどこれに
「…ありがとう。」
人は感動するんだろうね。
皆が考えて出した言葉なら。
私はそれを。
しかと受け止めよう。
gm「Aちゃん。」
「はい。おばあさま。」
gm「無理は出来る限りしないでね。ありがとう。」
にこやかにそう告げるmyグランドマザー。
目じりには涙が溜まっている。
主人だからね。泣いちゃいけないって気持ちが多いんだろうね。
いつか私は帰ってくるって信じてるんだろうね。
「ありがとうございます。…ごめんなさい。」
gm「何で謝るのwいってらっしゃい。」
私はきっと帰って来ないから。
恩を仇で返す様な真似。
ごめんなさい。
皆に手を振り、馬車に乗る。
少し見た従者の顔は青白い。
冷や汗だらだら。
時折睨んでくる。
居心地が悪い。
クッションもふかふか。
紅茶も絶品。
茶菓子もおいしい。
完璧だ。
人は除いて。
人って意外と左右されるんだなぁ
しみじみとそう感じた。
㏔「もっもうすぐ着きます。コリウス様。」
実に情けない。
伝説なんかにおびえて。
私は従者を睨んだ。
「了解しました。」
一々めんどくさ。
刺さる視線は気づかないふり。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまね(プロフ) - かんけつ？！ (11月3日 12時) (
レス) @page31 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - 奏さん» それな (2022年5月6日 21時) (レス) id: 3a69aa3e59 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - メリカ(&祖国)推しよりの箱推しかぁ…僕は紳士よりの箱推しかなぁ…やっぱ推しは最高最強。 (2022年5月6日 1時) (レス) @page31 id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
あっち - コーヒーゼリーさん» なんと！？自分的にヤンデレは好きなのでヤンデレとして想像しますね🥰 (2022年5月2日 23時) (レス) id: 5fe27f9bd7 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー(プロフ) - あっちさん» ヤンデレ…。さぁ?どっちなんでしょうねぇ。純愛か。ヤンデレか。自分はヤンデレだと思ってるだけかもしれませんしねぇ。ご想像にお任せします。 (2022年5月2日 20時) (レス) id: 3a69aa3e59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
