転生したら推しが殺し屋になってたマジ卍８[stpr]

発狂361回目 ページ27

Aside


る「！？A、大丈夫ですか！？」
『そんなに大したことじゃないから大丈夫だよ』
な「A、ちょっと失礼するよ」
『え？ちょ…うわぁ！？』



布1枚にくるまれた私を、なーくんがお姫様抱っこする



な「後処理は部下達に頼んどいたから、帰ろっか」



服を着ていないだけでここまで恥ずかしいとは…



な「A、もう大丈夫だよ」



………
そんなわけない
こんなに優しいなーくん達が、私の事を玩具にするなんて……



『来てくれて…ありがとう…』



抱えてくれてるなーくんに寄る



な「……もちろんだよ。俺達の仕事は、Aを守る事だから」



別にそれでもいい
裏切られてもいいから
私は、まだみんなを信じたい……




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ななもり。side


ドレスを脱がされて布1枚に包まれているAがいた
GPSがついてるのに気付かれたらしい
車に着いて、Aを抱えたまま座る



『ごめんね、徹夜で探してもらって』
な「そんなの気にしなくていいよ。お家に着くまでこの体制だけど痛くない？」
『痛くは…ない…かな…？』
な「なら、しばらくこのままで我慢してね」



しばらくすると、Aの目がとろんとしてきた



な「眠いでしょ？寝ちゃいな」



背中を優しくポンポン叩くと、Aは眠ってしまった



る「寝ちゃいましたね」
莉「寝ちゃったね」
さ「寝顔可愛い…」
ジ「……なーくん、さっきAはあの男少し話しただけって言うとったやろ？何の話してたんやと思う？」
こ「僕、わかっちゃったかも……」
な「俺も…何か見覚えがあるんだよ、あの男」



Aがもぞもぞしてはだけてしまいそうな布の上に、俺のジャケットをかける



こ「あいつ、確か高校の同級生のやつだよ。名前は……ごめん、忘れた」
な「高校？何で高校時代のやつが………まさか！？」



全員がAの方を見る



な「まさか……知られた…？」

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