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男「Aちゃん。この後2人で抜け出さない?」
「え?」
男「いいじゃん。ね?」
「あーいや、あの私は」
男「大丈夫だから。」
さっきの男は耳元でそう呟くとみんなからは見えないように机の下で手を握っていた
うっっわ、鳥肌やばい、気持ち悪い、、
肩まで組まれ強引に連れ出されそうになるともはや女の私じゃ力では勝てなかった。
「あの、辞めてください、っ」
?「ねえ。」
後ろから聞こえた低い声に振り向くとジェヒョンさんが男の人の手を掴んでいた。
男「な、なんだよ。ジェヒョン」
ジェヒョン「一緒に行こ。」
「え、?」
ジェヒョン「ごめんみんな。俺たち抜けるね」
私の目を見つめてそう伝えると優しく手を掴んで外へと連れ出した。
「あ、あの、」
ジェヒョン「今からどこ行く?」
「え?」
ジェヒョン「どこか行きたいところは?」
「いや、ない、です」
ジェヒョン「そっか。分かった」
少し笑みを見せると手を掴んだままネオン街へと足を進め、大きな建物へと入っていっては慣れた手つきで受付にあった画面を操作する。
「あの、ここは一体…」
ジェヒョン「すぐ分かるよ」
エレベーターを下りて廊下を進んだ奥、ガチャと鍵が開く音がして部屋に入れられた。
「ここって、っ?!」
ジェヒョン「…」
急に視点が分かると目の前には天井とジェヒョンさんの顔が映っていた
……わたし、押し倒されてる、?
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作者名:a_q1y | 作成日時:2022年8月7日 14時