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男「お!やっときたか〜!こいつ、チョン・ユノ」
?「はじめまして。ユノです。呼び方はジェヒョンの方が慣れてるんでジェヒョンって呼んでください」
後から現れたジェヒョンという男性にその場にいた女性全員が息を飲むのがわかった。
私も思わずその綺麗な顔面に唖然としてしまった
女「ジェヒョンくんー!こっち座ってください!」
女『え、ちょっとずるーい!じゃあ私反対側〜ちょっと退きなさいよ!』
男「痛い痛い!!え、俺ら邪魔もの扱い…?」
ユナ「まさかここに来るなんて……」
「え?」
ユナ「ジェヒョンくんだよ。あの人超ハイスペックで大金持ちなの。だからこういう所来ないと思ってたんだけど」
「有名な人なの?」
ユナ「まあ、その業界じゃ名の知れた人だよ」
「…ふーん」
ユナの話を聞きながらさほど興味が無い私は女の子たちに囲まれるジェヒョンさんを尻目に目の前にあった水を飲んだ。
「ユナ、わたしお手洗い行ってくるね」
そう残しお手洗いに向かうとふぅーっと深呼吸をした。
普段行かない場所だからか、あの場所は私には息苦しくて居心地が悪い
あと30分くらい座ったら帰ろう。なんて決心して顔を洗ってお手洗いを出た
「おわっ、あ、、、」
ジェヒョン「っすいません。大丈夫ですか?」
「あ、は、はい。ありがとうございます」
ジェヒョン「いえ」
「…」
気まずくなったわたしはもう一度頭利下げると、逃げるように私を支えてくれていたジェヒョンさんの腕を解いて走り去った
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作者名:a_q1y | 作成日時:2022年8月7日 14時