好きって言ってみた ページ1
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『好き!!』
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中島敦
「えっ///あ、えっと僕も好きですッッ!!」
純真な彼らしい返し方ですね。
「それに……僕の方が…好きだよ…」
此れには鼻血案件です。
太宰治
「へぇ、私は好きじゃない。」
おや?思っていた反応と違います。
『そっかぁ…』貴方が立ち去ろうとすると彼が貴方の
袖を掴みます。「私は君を愛しているのだよ」
余裕そうに言う彼は矢張り大人です。
江戸川乱歩
「何、判り切ってる事言うのさ。」
さすが名探偵。バレていたようです。
『乱歩さんは?』
「え?僕?僕はねぇお菓子の次だよ?次に!本当に次!次にAが好き。」
何故、そんなに「次に」を強調したんでしょう。
何やら隠してる事でもあるんでしょう。
中原中也
「…。酔ってンのか?」 貴方が首を傾げると
「酔ってねぇか。」
好きに対しての返事が返って来ません。
如何したんでしょう。彼はそのまま部屋を出て行ってしまいました。でも少し待ってみて下さい。
ふと思い返した彼が直ぐに抱きつきに戻って来ますよ
芥川龍之介
「フン、僕に情を抱くとは哀れな女だ。」
相変わらずの塩対応です。しかし、此処で挫けては
ダメです。『芥川さんが好き!如何にもならないくらい!好き好き好き!! んっ!?』
口を押さえられます。 顔を逸らして「もう充分
伝わっている。」 と言います。
顔を逸らしたのは照れ隠し…以外ありますか?
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作者名:だりゅ。 | 作成日時:2021年11月27日 7時