【あんスタ】愛を零してマルグリット【合作短編集】 (ページ34)

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／みろんページ34

初めまして。みろんと言います！今回は友人であり尊敬している雫月さんの企画で『私の親友は可愛い/仁兎なずな』を書かせて頂きました。
私は仁兎なずなが最推しなのですが、あまり自分では書かないので今回の企画で彼が書くことができ嬉しかったです。しかし、これなずなか？って首を捻ることが多く、たくさん迷い、結局全力疾走で走り抜けるような小説を書いてしまいました。ということで、皆さまに伝わってない可能性が強いのでここで小説の補足説明をさせて頂きます。

今回の企画のテーマ『4月1日』言えば、やっぱりエイプリルフールということで小説内でキャラが嘘をついています。
それは、小説内でもAちゃんが言いましたが、仁兎なずなが女の子であるということです。小説を読み始めたときあれ？って思った方もいるのではないでしょうか。

卒業式のとき、仁兎なずなの幼馴染であり親友であるAちゃんはなずなに告白します。しかし、なずなはAちゃんのことは友達としか思っておらず、断ってしまいます。それで傷ついたAちゃんはなずなが女の子だったらよかったのにと言います。

小さな頃ってみんな性別の差を感じなく可愛いです。なずなは特に可愛い見た目ですから幼少期は特に女の子のようだったでしょう。でも、人間は成長し、可愛いと言われていても男であるゆえ男の子の体になっていきます。元々Aちゃんはなずなが大好きだったゆえ、すぐ好きになってしまいます。(作中でもいいましたが、最初は自分の親友が殺されたと考え、恨んでいたりもしましたが)

でも、なずなも恋愛感情はないにしろ大切に思っているので進路のため離れてしまう前に自分が少女と嘘をつき、最後の親友として遊ぶという話です。

結局、本質的には全く幸せになれませんが、でも、Aちゃんは少女から卒業しないと前に進めません。それは自分の足で歩こうとする仁兎なずなのためにも。そして、少年となったなずなの夢を友として応援することを決めるます。
なずながどんな道を歩いても彼を応援し、彼が幸せになってほしいという思いを込めたりしました。

そんな話です。伝わりましたか？

最後に素敵な企画をしてくださった雫月さん、一緒にこの企画を彩ることのできた作者の皆さん、この小説を読んで下さった読者さん、そして私の大好きな仁兎なずなを作ってくれたあんさんぶるスターズ！に心から感謝します。また皆さまと会える日を願っています。

みろん