【黒子のバスケ】 〜キセキの世代と天才少女4〜

第144Q ページ8

貴「は？」
嫉妬？
何で？
どうして!?
貴「嫉妬…何で？」
黒「だってAさんが抵抗しないので。」
さっきの男の人達の事…？
いや、だって話しかけられただけで殴りかかるとか横暴にも程があると思うんだけど…。
貴「えーっと…ごめんなさい。」
黒「分かってないのに謝らないでください。」
貴「スミマセン。」
だって怒ってたら謝るじゃん！
貴「じゃぁ何で怒ってるの？」
黒「全然わかりませんか？」
貴「申し訳ございません。」
テツ君がだんだん不機嫌になっていくのが分かる。
貴「あ、えーっとさっきの男の人…かな？」
黒「あんな人達取るに足りません。」
ひっど！
黒「だいたいAさんがモテるのは知っています。」
貴「あ、いや…」
黒「美人ですし性格もいいですし当然です。」
貴「あの…」
恥ずかしい…//
黒「ナンパされる事はわかってます。」
貴「はぁ…」
じゃぁ何がそんなに気に食わないの？
黒「………。」
まさかの怒りマックス!?
怖い！普段怒らないだけあって怖いよ！
黒「…では、これなら分かってもらえますか？」
貴「へ…？」
唇に柔らかい物が当たり、キスされたんだと分かる。
黒「Aさんは、少し抵抗することを覚えたほうがいいと思います。
こちらとしては、そういう対応だと期待するので…」
行きますよ、といい、再び手を引かれながら皆の所に向かう。

…期待？
期待って何!?

ってか抵抗してもらいたいなら少しはキスする素振り見せてからやってよ！


.


.


.


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キス…？
ってことはテツ君は和君に対して嫉妬してるって事？

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