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第141Q ページ5

「てかその子達俺らのツレだからさ、離してくんない?」
男の子がにこにこしながら言うと男の人はどこかに行った。
「やー、大変だったね!でも君達も可愛いんだから気を付けないと。」
貴「はぁ。あ、ありがとうございました。」
ペコッと二人で頭を下げると彼はいいってっと言いながら笑った。
桃「あ、じゃぁ…」
お辞儀をしながら去ろうとするさつきの手をつかむ。
桃「どうしたの?A。」
貴「ダメ。」
桃「へ?」
貴「こっちからさっきの話しかけてきた人が見えるんだけど、ずっとこっち見てる。」
「あー、君達すっげー可愛いもんね。一回位じゃ諦めないかぁ…。」
お辞儀とかしちゃったし疑われてるかも。
「しょうがない。」
貴「一緒に行動しよう。」
桃「えー!?」
え?ダメ?
ってか流れ的に当たり前じゃ…
「嫌なら仕方ねぇけど、二人でいんのはあんまお勧めしないぜ?」
桃「そうじゃなくて!えと、あなたが…その、覚悟があるんならいいけど。」
「「?」」
桃「(絶対大ちゃん達に怒られる…!)」

ゆっくりと歩きながら浜辺に向かっているとさつきが男の子に話しかけた。
桃「もしかして何か運動やってるの?」
「やってっけど?」
桃「体格いいね。」
あぁ、確かに。
「ありがと。もうちょい欲しいけどなー。」
貴「何のスポーツ?」
「バスケ。」
おお!
桃「へ〜。私たち…あ、部活の人たちと来てるんだけどね、バスケ部なんだよ!」
「へー!奇遇だな!あ、ヤベ…。」
聞こえてないといいけど…。
「えと、Aちゃんはさっき何もされてない?」
何で名前…あ、さっきさつきが呼んでたからか。
貴「あ、うん。大丈夫。さつきも、大丈夫?」
仲良さそうに見えるために笑って会話する。
桃「平気!」
この人の名前は…あ、そだ。
貴「青峰君が助けに来てくれたからだよ。」
「あおみ…?…あぁ。ってかAちゃんもいい加減俺の事名前で呼んでよ♪」
ここで忘れてるとか言ったらおかしいよね。
貴「だ、だって…恥ずかしいんだもん///」
演技上手くできてる…っぽいな。
さつきが唖然としてる。面白い。
周りから見たらカップルだもんね。
「可愛いなぁ!ほら、早く和成って呼んでって♪」
貴「じゃ、じゃぁ和君…?////」
どこぞのバカップルだよ。…あの人諦めないなぁ。
和「ごめんね、Aちゃん。」
小さい声で囁かれた後、肩を引き寄せられる。
貴「へ?」
和「そういう可愛い顔すると場所選んでらんねぇんだけど?」
視界が和君の顔でいっぱいになった。

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設定タグ:黒子のバスケ , キセキの世代 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 杏都さん» こちらこそ閲覧ありがとうございます!がんばりますね! (2013年2月22日 14時) (レス) id: 52c444a225 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - かほさん» 作者は紙ですね! 鼻血は…チョコレイトが原因です!(笑 (2013年1月9日 7時) (レス) id: 7020a074e6 (このIDを非表示/違反報告)
スノー(プロフ) - 空良がメールしないからつまんない! (2012年10月28日 22時) (携帯から) (レス) id: 4f791cd654 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - にゃんころりん☆さん» ありがとうございます!(*≧∀≦*) かっこいいですよね♪ (2012年10月28日 18時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころりん☆(プロフ) - 高尾〜〜〜〜〜〜〜〜〜//超かっこいい!!! (2012年10月28日 17時) (レス) id: 141e3cdd2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/posutomidori/  
作成日時:2012年9月2日 10時

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