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第166Q ページ30

貴「だって顔合わせづらいんだもん。仕方なくない?」
高「なくねーよ!」
ケチ…。
頬を膨らませると、ぷすっとつつかれた、
高「はいはい、そんな可愛い顔してもダメなもんはダメだから。」
貴「…可愛くはないけど…。」
和君がダメならしょうがない。野宿するか。
……って、あそこ私の家なんだけどな…。
貴「分かったよ。帰りますよ。また明日ね。」
立ち上がって帰ろうとすると手をつかまれる。
高「待った。」
貴「何?」
帰れっていったり待てって言ったりどっちですか。
高「Aちゃん、ちゃんと家帰るつもりねーだろ?つか送ってくし。」
貴「帰るよ。それに一人で来たんだし送ってかなくても大丈夫。」
高「ダメだっつの!ちょっとケータイ貸せ!」
貴「あっ!!」
取られた…。
いや、待て!
貴「ちょ、いじんないでよ!」
高「Aちゃん、俺に喋れなくしてもらうのと黙るのとどっちがいい?」
貴「…………。」
高「手も動かすな!」
いやいやいやいや!
つか君はどこにかけるつもりなの!?
人によっては泣くよ!?泣いちゃうよ!??
高「だーいじょうぶだから、そんな泣きそうな顔すんなって。」
ポンポンと頭を叩かれ、和君の膝の上に座らされる。
高「あ、もしもしー?うん、そうそう………」

あーもぅ、携帯返せ!


高「あぁ、あぁ…、んじゃぁよろしく。じゃねー。」
ようやく携帯が返ってくる。
貴「…さつき?」
高「おぅ、よく分かったな。」
いい子いい子、と言って頭を撫でられる。
貴「まぁ、和君が知ってる人さつきしかいないし。」
高「迎え、来てくれるってよ。」
貴「いいよ…そんなのいらない。」
高「じゃぁ俺が送ってく?」
貴「だーからいらないってば。」
高「ねぇAちゃん、心配してるの分かってもらえない?」
貴「…っ…分かる…けど、」
会うの、きまずい。
会いたくない…。
高「Aちゃんに一人でいて欲しくねぇんだよ。ね?聞き分けて?」
貴「…う、ん。」
高「サンキュ。」
ずるい。
嫌だとか言えない状況にしといてそんな風に笑うとか…。
「たっかおー、女の子にお客さん。」
はっや!!
予想以上に早いお迎えだった。
高「向こうも心配してたんだって。ほら、行くぜ?」
貴「……はぁ。」

気が重い…。

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設定タグ:黒子のバスケ , キセキの世代 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 杏都さん» こちらこそ閲覧ありがとうございます!がんばりますね! (2013年2月22日 14時) (レス) id: 52c444a225 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - かほさん» 作者は紙ですね! 鼻血は…チョコレイトが原因です!(笑 (2013年1月9日 7時) (レス) id: 7020a074e6 (このIDを非表示/違反報告)
スノー(プロフ) - 空良がメールしないからつまんない! (2012年10月28日 22時) (携帯から) (レス) id: 4f791cd654 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - にゃんころりん☆さん» ありがとうございます!(*≧∀≦*) かっこいいですよね♪ (2012年10月28日 18時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころりん☆(プロフ) - 高尾〜〜〜〜〜〜〜〜〜//超かっこいい!!! (2012年10月28日 17時) (レス) id: 141e3cdd2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/posutomidori/  
作成日時:2012年9月2日 10時

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