第163Q ページ27
髪の毛を優しくタオルで拭いてもらっている。
高「Aちゃん髪綺麗だね〜。」
お風呂に入れてもらって、着替えも貸してもらい、何故か髪も拭いてもらってるという謎な状況。
貴「あ、ありがとう。」
高「気にすんな。で、そろそろ話せそう？」
ほんと和君は優しい。
貴「うん。」
高「うし、髪オッケーっと。」
丁寧に拭いてもらってほんと悪いなぁ。
貴「ごめんね、いろいろ。…あとこっちまで押しかけちゃって…」
高「いいって。力になれんの嬉しいし。
あ、でもただじゃ帰れねぇかもな♪」
貴「唇にキス位ならしてもいいよ？」
からかってそういうと、真面目な声で
高「そしたら帰さねーよ…？」
と言われ、後ろから抱きしめられる。
貴「か、和君!?」
高「まだ何にもしねぇよ♪びびった？」
まだって何ですか。
高「この方が落ち着くかと思ったんだけど、ヤダ？」
貴「別に、気にしないけど…」
高「ならOKだな！それで？どうした？」
貴「皆と、喧嘩したの…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
高「んで、頭冷やすために外走ってたら雨が降ってきて、向こうに戻んのが嫌だから俺のとこに来たと。」
貴「…うん。」
なんかそうまとめられると私がかなり都合いいやつに聞こえるんだけど…。
高「つか一部は俺が原因だからなぁ…。ごめんね？」
貴「え？何で？」
高「Aちゃんすっげー鈍感。」
わけわからない。
高「一番最初の奴の気持ちはすっげー分かるわ、俺。」
貴「何で？」
顔をあげて頭に顎を乗っけている和君の顔を見る。
高「Aちゃん襲っちゃうよ？」
おでこにキスをされる。
貴「高尾君…？」
高「ちぇー、ケチ。
Aちゃんはさ、誤解を招かないようにって意味で“ただの友達”って言ったかもしんねぇけどさ、
多分少しでも他の奴より特別視されたかったんじゃね？」
貴「ふぅん？」
高「んで、次の奴はまぁ俺が原因だから、俺があやまんねぇとな。」
貴「何で？」
というか何で和君には何でも分かるんだろうか。
高「そいつさ、遅くなった事を心配してたんじゃねーの？
なのにAちゃんが腹減ってるから文句言ったみたいなとらえ方したから
自分の気持ち分かってもらえてねぇことがちょっとショックだったんじゃね？
あと、そいつもしかして黄色いイケメン君だったりする？」
貴「え？うん。」
高尾君はためらいがちに教えてくれた。
高「そいつ、Aちゃんが俺にキスしたの見てた。」
ラッキーアイテム
革ベルト
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空良(プロフ) - 杏都さん» こちらこそ閲覧ありがとうございます！がんばりますね！ (2013年2月22日 14時) (
レス) id: 52c444a225 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - かほさん» 作者は紙ですね！ 鼻血は…チョコレイトが原因です！（笑 (2013年1月9日 7時) (レス) id: 7020a074e6 (このIDを非表示/違反報告)
スノー(プロフ) - 空良がメールしないからつまんない！ (2012年10月28日 22時) (携帯から) (レス) id: 4f791cd654 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - にゃんころりん☆さん» ありがとうございます！(*≧∀≦*) かっこいいですよね♪ (2012年10月28日 18時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころりん☆(プロフ) - 高尾〜〜〜〜〜〜〜〜〜//超かっこいい！！！ (2012年10月28日 17時) (レス) id: 141e3cdd2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/posutomidori/
作成日時：2012年9月2日 10時
