【黒子のバスケ】 〜キセキの世代と天才少女4〜

第159Q ページ23

貴「ただーいま「遅いッスよ!!!」
すみません。
そんなにお腹すいてたのかな？
まぁ練習ハードだもんね。
貴「すぐご飯作るから許してよ。」
黄「Aっち!!」
大きな声にびっくりして肩が震える。
涼太、怒ってる…？
貴「……何？」
黄「俺がAっちの事なんだと思ってると思ってんスか…？」
貴「マネージャー……？」
首を傾げて言うと涼太は目を見開いて、もういいッスわと言ってどこかに行った。
え？何？違うの？
……他人の事なんてよく分かんない。

.


.


.


.


.

貴「ご飯、できたけど？」
青「おっ！サンキュー。」
黒「ありがとうございます。」
体育館に探しに行くと皆いた。
桃「手伝わなくてごめんね！」
青「いや、やめろ。」
良かった。特に怒ってない。


緑「いつ帰って来たのだよ。気づかなかった。」
貴「あー…さっき。」
紫「何か行く前と服変わってな〜い？それも似合ってるけど。」
よく見てるな。
貴「ごめん、ちょっと買い物してたから…。」
緑「いや、気にすることはない。服の買い物はお前は滅多にしないからな。
気に入ったのだろう？」
確かに。
殆ど自分とこの取り寄せてるから買い物はしないかな。
貴「そうだね。大事にしようとは思うかな。」
緑「そうか。」
貴「うん！」
人から貰った物は大切にしないとね。
貴「あ、あと明日この近くで合宿してる学校があるからそこ見に行ってくるね。」
緑「…それは決定事項なのか？」
え、ダメなの？
貴「私の中では。」
緑「…そうか。こういうことは赤司に言って欲しいんだが…」
貴「だって今なんか怒ってるじゃん。」
緑「あれはお前が悪いのだよ。」
貴「何で??」
緑「本気でわからないのか？」
分かってたら聞かないよ。と答えると真君は黙った。

何かなぁ…。
いろいろうまくいかないね、涼太然り、征君然り。

青『おぉぉぉ!!』

緑「？」
貴「あ、お土産かも。テーブルの上置いといたから。」
緑「あぁ、行く前に聞いてた奴か。」
貴「そう。」
ちゃんと全部買ったんだからね、全部。
緑「待て、青峰が喜んでるという事は…お前が買ったのか!??」
貴「知り合い居たから頼んだ。」
私が買うわけないじゃん。
緑「そうか…ってお前男と居たのか？」
流石頭の回転が早い。
貴「そうだけど？」
何か問題でも？
彼はナンパ男と違って誠実だと思うよ??
貴「どうかした？」
緑「…いや、何でもない。」
貴「そう。」

第160Q　→←第158Q

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す