第158Q ページ22
貴「今日はありがとうございました。」
深々と頭を下げる。
高「だぁからいいっつってんだろ?」
貴「…というか和君買い出しじゃなかったの?」
高「えー?だってそう言わなきゃ一緒に付いてくの変に思われるかと思って。」
貴「あっそ…。」
この人の性格だいぶ分かってきた…。
私に見せる顔が本当かどうかは知らないけど。
高「服、似合ってんよ♪」
貴「それ何回も言われた。ありがとう…//」
高「何回言っても照れるんだもん。可愛すぎんだろ♪」
知るか。
貴「送ってくれてありがとね。」
高「いやいや、通り道だし。」
あ、そういえば。
貴「ってか今日は確かに通り道だからいいけど、昨日逆方向だったじゃん!」
高「あ、バレた〜?」
貴「当たり前!」
高「別に結構近ぇし。それにAちゃんが危険にあう位なら全然面倒なんて思わねぇよ。」
それを言われると何も言えなくなる。
貴「卑怯だよ…。//」
高「本音だっつの♪それより中入んな。そろそろ暗くなる。」
貴「あ、うん。」
高「そだ。悪いと思うんなら明日こっち来ねぇ?バスケ、見に来てよ。」
貴「見に行っていいの!?」
高「おぅ!」
よし、行こう、いや行く。
槍が降ってでも!
貴「前から他校のバスケにも興味あったんだよね。練習試合とか付いてった事ないから。」
高「マネージャーなのに?」
貴「うん。征…キャプテン…みたいな人が人目に晒したくないとかなんとかで。」
よくわかんないよねー。と笑うとどうやら和君は征君派だったようだ。
高「その人の気持ちよくわかるわ。」
何でだ。
貴「ま、いいや。また明日ね。」
高「おう。誰かと一緒に来るとか、一人で来んのは危ないからやめろよ。」
君はオカンか。
貴「そうだね、一応気をつけておくよ。」
高「絶対だかんな?」
用心深いというか…。
貴「はいはい。…今日は、ほんとにありがと。」
自分の合宿所に戻ろうと方向転換した和君の腕を引いて頬にキスをする。
高「Aちゃん!???////」
テンパりすぎだ。
貴「お礼?いろいろよくしてもらったし。」
高「唇にしてくれれば良かったのに。////」
貴「頬にしただけで真っ赤の人が何言ってるんですか。
気をつけて帰ってね。」
高「Aちゃんキスしときながら帰らせるとか鬼畜…。」
貴「いいからさっさと帰る。」
へーい、と返事をして和君は帰って行った。
貴「…ん?視線?」
誰もいない、か。
貴「ま、いっか。」
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空良(プロフ) - 杏都さん» こちらこそ閲覧ありがとうございます!がんばりますね! (2013年2月22日 14時) (レス) id: 52c444a225 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - かほさん» 作者は紙ですね! 鼻血は…チョコレイトが原因です!(笑 (2013年1月9日 7時) (レス) id: 7020a074e6 (このIDを非表示/違反報告)
スノー(プロフ) - 空良がメールしないからつまんない! (2012年10月28日 22時) (携帯から) (レス) id: 4f791cd654 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - にゃんころりん☆さん» ありがとうございます!(*≧∀≦*) かっこいいですよね♪ (2012年10月28日 18時) (レス) id: 52e74d3d75 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころりん☆(プロフ) - 高尾〜〜〜〜〜〜〜〜〜//超かっこいい!!! (2012年10月28日 17時) (レス) id: 141e3cdd2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/posutomidori/
作成日時:2012年9月2日 10時