【黒子のバスケ】 〜キセキの世代と天才少女4〜

第155Q ページ19

あれから征君と一言も会話してない。
貴「ねぇ、征君何で怒ってるの？」
青「あー…」
休憩中、寝転んでる大輝に話しかけてみる。
貴「ねぇってば」
青「おー」
貴「ちょっと？」
顔を覗き込むと鼻の当たりでちゅっと音がした。
貴「あのねぇ…、真面目に聞いてるんだけども…」
青「つか、お前そんなに赤司と仲直り？してーの？」
貴「当たり前でしょ？」
同じ空間にいるんだから気まずいし原因が私にあるなら尚更だし。
青「ふーん？」
何か言ってくれるのかと思って待ってると何も返って来ない。
貴「…大輝？」
青「あー…？」
貴「もー！人が聞いてるのに!!いいよ！買い出し行ってくる！」
というかそもそも人選ミスだったんだけどさ…。
貴「何か買ってきて欲しい物ある!?」
皆に聞こえるように叫ぶ。
黄「あー、水もらえると嬉しいッス。」
緑「テーピングが欲しいな。」
黒「バニラシェイク…」
溶けてもいいですか？
紫「お菓子ぃ〜」
青「マイちゃんの「じゃぁ行ってくるから。」
体育館から出ていこうとする時涼太に引き止められる。
黄「Aっち一人で行くんスか？着いてくッスよ？俺。」
貴「いいから練習してなさい！」


あー…八つ当たりって情けない…。
高「あれ？Aちゃんじゃ〜ん！ラッキー♪」
貴「あ、和君。」
高「Aちゃんも買い出しに行くの？」
貴「うん。」
も、という事は和君も買い出しなんだろう。
高「一人？」
貴「うん。」
高「一緒に行こうぜ。危ねぇし。」
貴「うん、ありがとう。」
高「気にすんなって♪」

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