【ヒプマイ】白膠木簓さんの妹

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入｢車内で大声を出すな｣コソッ



毒｢落ち着くんだ、左馬刻｣




碧｢俺様は怒ってねぇ…｣





『ま、まぁまぁまぁ、落ち着いてくださいな左馬刻さん、私は今友人と旅行から帰ってきてるとこなんです。兄はいません』





碧｢んなの周り見ればわかるわ！｣





『ね、左馬刻さん、落ち着きましょ。奇跡的にこの号車は人が少ないけどな、友達起きたら大変や。兄ちゃんに会ったことは言わんて。やから席ついて。』







碧｢おめぇも変わらねぇな…！！！？｣






入｢左馬刻、落ち着け。貴方は誰なんですか？｣





『はぁぁ…話聞いてればわかりますよね、左馬刻さんのこの反応と私のこの容姿で。今回の3日間、会った人のほとんどに白膠木簓が女装の趣味を持っとるって勘違いされとんのやけど。アンタ警察官やろ？』




入｢口の達者なガキだなぁ…？｣





『し、しまった。すんまへん、ちょっとカッとなっちゃって…』






入｢ﾁｯ｣





毒｢三人とも、怒っているなら小官特製アロエドリンクを飲むといい。飲めば体が落ち着く。｣





碧｢お、おう、俺は怒ってないぜ。だから今度、飲ませてもらう…｣





入｢そ、そうですね。決して頭に血が上ったわけではありません。気持ちだけ貰っておきます、理鶯。｣





『わ、ええんですか？ちょっと3日間で疲れてて、助かりますわ…』





毒｢ああ、飲むといい。｣





碧 ・ 入「｢！？！？！？｣」





『ありがとう、いただきます』





碧(大丈夫なのかよ！？！？)←失礼





入(腹壊すぞ！？！？)←失礼






『お、美味しい…！ありがとうございます、これええなぁ…！』





毒｢そう言ってくれると作ったかいがある。2人はいつも後で飲むと言って飲んでくれないんだ。｣





碧｢いやぁ…だって、な！理鶯の作るものが美味すぎて口に入れ始めると止まらねぇんだよ！なぁ！銃兎！｣




入｢そ、その通りですよ！私たちが全部食べてしまうと折角理鶯の作った食料が美味しくてあっという間になくなってしまいますから！｣




毒｢そうか、なら今度は山ほど料理を作って二人が満足できるようにしておく。楽しみにするといい。｣ﾎﾜﾎﾜ





碧・入｢た、楽しみにしておく / しておきます！！｣





無理してるけど凄く…な、仲がええやん…



『そろそろ目的地つくんでここで降りさせてもらいます。理鶯さん、ご馳走様でした！左馬刻さん、銃兎さん、それでは、お げ ん き で 。』

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