【ヒプマイ】白膠木簓さんの妹

10 ページ12

盧「愛されとるなぁ……Aは幸せやと思うで」




簓「大切な妹や、嫌いなわけないやろ」





盧「ええなぁ」





簓「もうAのおらん生活は嫌やなぁ」





盧「昔っから一緒やろ」





簓「くだらん喧嘩も一緒に食事だってもう二度と出来んと思っとったからなぁ…」






盧「まさかまた会えるとは思っとらんかった」





簓「お前にAは渡さんよ。」






盧「なっ…！…別に狙っとらん。あんな騒がしい奴は」





簓「冗談やて」





盧「そんでも、Aかて好きな人くらいは出来るやろ？お前、今後生きてけるんか？」





簓「考えたくもないわ」





盧「即答やなぁ…」






簓「東京から男連れてくるとかなぁ…いやいやいや、何言ってるん？俺。流石にこの短期間で連れてくるんはないよなぁ！？」





盧「落ち着け落ち着け。それはない、3日間やろ？」





簓「ないない！考えたらダメやな！」







せや、Aはフラグ回収をしないんやった。




大丈夫や…多分、きっと…



ーーーーーーー



『来ましたァ！東京〜！』





友達「あっちとはなんか違うなぁ！」





友達「ビルが高いんよ！」






『ここは東京駅や。どこに移動するんか？』





「そりゃあ最初はイケブクロやろ！」





『せ、せやな！行くで〜！』





「その前にホテルチェックインせな」






『わ、忘れとった』






「なんかもう…テンション上がりすぎておかしくなってしもうたな！」





『まだまだこれからやで』



ーーーーー



「うわっイケブクロやん、うへ、うへへへ」





『ちょ、お前キモイ』





「とりあえず、サン○ャインシティ行く？」





『この駅からすぐやった気が…ちょいトイレ行きたいんよ、先行っとって！』





「用済んだら連絡してな〜」





『ごめんなぁ！』


ーーーーー


スッキリキリキリ(？)



さぁ行こかな





？「なんでここにいんだ？」






『…へ？』






？「あ、あぁぁ、すみません。この低脳が」







『ほ？』





？「覚えてくれてませんかね…」






『あー、ちょい。ちょい待ってな…あぁー、うーんああ！三郎くん！あと！二郎くん！』





二「覚えてくれてたんだな！」





『いや逆に覚えててくれてありがとう』





三「忘れるなんてありえませんよ、あんなにお世話になったんですから」






『うぅっ！いい子っ！いい子やっ！』





二「でもどうしてここにいるんだ？」


ーーーーー

11→←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す