【ヒプマイ】白膠木簓さんの妹

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『嘘つけ！兄ちゃんと盧笙さんの間に何があれば途中で会話途切れるんよ！そんなことありえへん！』




盧｢あ、ああ！用事思い出したわ！帰るし、簓によろしく言うといて！｣




『ちょ、まち！』





咄嗟に腕を掴んだ。






『あ、ごめん』




盧｢…｣





『なんか…ハッキリさせたいんよ、こういうの』





盧｢…好きなんや｣




『え？』





盧｢お前のことが｣






『…！？』





盧｢か、帰るわ。またな。｣







ｶﾞﾁｬ





『…え？』





簓｢盧笙、急に飛び出して帰ってったんやけど。どうかしたん？｣





『よ、用事思い出したらしいわ。』





簓｢ほーん…て、Aどうした？ぼーっとして｣





『いや…特に…』





簓｢おかしなやっちゃなぁ…あ、洗濯物畳まんと｣






『…えええ…なによ…急に…』






私は膝から崩れ落ちた。



唐突すぎて理解出来ん。




え？盧笙さんが？私を？好き？




何が起こっとるんや…







『こんなん初めて…』




次会ったら一体なんて…


いや、今。


今言うべきや。



よし…






ﾌﾟﾙﾙﾙ…




盧｢も、も、も、もしもし…｣




『あ、その。急にごめんなんやけど』




盧｢ああその…ええと、俺もさっきは…唐突にあんな
こと言うてごめんな…｣





『こっちのことは気にせんといて。その…今の私の気持ちを伝えたくて。』






盧｢…ええよ｣





『とりあえず…マンションの前、来てくれへん？』





盧｢い、今か？｣





『うん、今。』





盧｢わかった、すぐ行く｣



ーーーーー



盧｢きき、き、来た…で。｣





『…ごめんな、急に。』





盧｢いや…こちらこそ…｣





『その、私は…』

ーーーーーーー

つづく

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