天馬と悠斗 ページ44
ディオネside
.
天馬レーダーとやらに反応して術解いちまった。
骸を見て、湊を見て、センセーを見て、ボンゴレを見て。
まぁ…別にそこまで困らねぇか…？
…うん、困らねぇってことにしておこう。
「て、天馬くん……僕は、どうしたら…」
「あー…取り敢えず続けろ。
アレの相手は俺がする」
「了解です」
それだけ言うとすぐさま戦闘に戻る骸。
理解力のある奴で助かる。
おいこら湊テメェ骸を見習いやがれ。
別に今じゃなくて良いだろ。
おい、ちょっと髪なげぇからって引っ張んじゃねぇよ。
背ぇ届かねぇからって髪引っ張って呼ぶなよ。
「質問に答えてよ悠斗ー」
「やめろ引っ張んなこれ地毛だから。
仕事だ仕事。仕事しに来たんだよ」
仕事だから邪魔しないでお願い。
これで骸の自由が決まるんだから。
失敗したらちょっとマズいんだよ。
っつーから悠斗悠斗呼ばれても困る…
「…あ。そういや湊、テメェ今の名前は？」
「守だよ。相崎守」
「守…ふぅん」
やっぱそう呼んだ方がいいのか？
湊、なんて誰も知らねぇだろうし…
変に探られても困るしなァ…
「俺はディオネ。ディオネ・キャバッローネだ。
天馬は愛称だから、呼ぶならそっちで…」
「君は悠斗！僕は湊！今までどーり！
なぁーんにも変わんない！だいじょーぶ！」
「…あぁ、うん。お前はそういう奴だったな」
回りの目とか全く気にしねぇタイプの奴だ。
昔っから何にも変わってねぇ。
変わったのは…
ちょっと、纏う空気が変わったくれぇか。
多少は強くなったのか否か。
「ククッ…まぁ、何だって良いわ。
俺はちょっくら仕事してくっからよォ」
「僕は？」
「邪魔になんねぇように端にいろ」
そろそろ骸が倒される頃だ。
骸に憑依弾なんざ使わせるわけにはいかねぇから…
俺とアイツの幻覚で、何とかしてみせらァ。
Continue…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルーク(プロフ) - ☆さん» どちらにも知り合いが居る…と言う事は天馬君の事ですね♪それは…まぁ、後のお楽しみと言う事で！ (2015年6月2日 22時) (
レス) id: 4c56b1726f (このIDを非表示/違反報告)
☆ - そういえば夢主はヴァリアーにも、ボンゴレにも、知り合いがいたねっどっちにつくのかなっ♪ (2015年6月2日 22時) (レス) id: 44695f2e16 (このIDを非表示/違反報告)
ルーさん(プロフ) - ＊桜覇＊さん» ありがとうございます!!そんなに面白いと言って頂けるだなんて嬉しいです♪これからも黒猫さんと共に頑張っていきますね! (2015年5月1日 19時) (レス) id: 4c56b1726f (このIDを非表示/違反報告)
＊桜覇＊(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！続き楽しみにしています！ (2015年5月1日 7時) (レス) id: 3cb7640a88 (このIDを非表示/違反報告)
ルーさん(プロフ) - 銀色蛍♪さん» ありがとうございます!これからも2人で頑張って行きます!!! (2015年3月28日 7時) (レス) id: 4c56b1726f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
