・ ページ40
「はぁ〜、お腹いっぱい」
私と水野さんは少し離れた川沿いに2人で座っていた
拓海「あはは、茜さんに食わされてたもんね」
「もう入りません〜笑」
拓海「残念だな〜、後でアイス買ってあげようと思ったのに」
「アイス!?!?☆」
拓海「高野、好きだよね?」
「食べます!入ります!甘いものは別腹です!」
拓海「あはは、高野ってやっぱり面白い」
最近、水野さんが笑ってくれる回数が増えた。
入社したばかりは全然笑ってくれなかったのに…
なんだか凄く嬉しい。
心を許してもらえてるのかな?なんて思ったりして
涼本「日向〜!焼きそば焼いたけど食べる?」
遠くから涼本くんが声をかけてくれたけど…
さすがにね…
「ごめん〜お腹いっぱい!!」
涼本「えぇー」
拓海「仲良くなったね、涼本くんとも」
「はい、すっかり…」
拓海「呼び捨てだし…」
「え?」
水野さんは立ち上がって、川の中に足を入れた。
「冷たくないですか?」
拓海「暑いからぬるいよ、高野もおいでよ」
私も恐る恐る足をつけた。
「ひゃっ!!冷たいですよ!水野さんの嘘つき〜!」
拓海「あはは、ごめんね?」
「もーう!」
引き返そうとしたその時だった。
――――――グイッ!
「きゃっ…」
拓海「…ほらほら、あんまり大きな声出すと…みんなに見られちゃうよ」
後ろから抱きしめられた。
「…/////!!」
拓海「ちょっと我慢すれば冷たくなくなるよ」
水野さんの声と吐息が耳元に…!!/////
「…まだ、冷たいです//」
拓海「じゃあ…冷たくなくなるまで離さない」
本当は冷たい足元よりも
貴方の体温が伝わってくる背中の方がよっぽど
意識しちゃってる。
夏の暑さと抱きしめられる暑さ
クラクラしてしまうほどの…暑さに溶けてしまいそう
93人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな - 私の好きな人の苗字が水野なんです笑。びっりしました笑。水野さんのアプローチするところとか…色んなところすっごい好きです(*´ω`*)セピさんの作品は全部読んでます!!!!!!!!これからも無理せず更新お願いします! (2021年5月5日 16時) (レス) id: 076839f4ea (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン - 水野さん好きー。きゅんきゅん。花火大会行きてー。彼氏ほしー。 (2021年4月9日 20時) (レス) id: c44cefad13 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン - 自分がピンチな時?助けてって思った時に助けに来てくれるのは反則ですわ。ったく、かっこええ。すれ違ってる感じもいいですねー。今日の入学式、頑張れそうです!ありがとー (2021年4月7日 10時) (レス) id: c44cefad13 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン - 水野さぁーん.......。茜さぁーん.......。涼本くぅーん.......。っていう感じですね.......。寂しいです。 (2021年4月6日 16時) (レス) id: 44709033b5 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン - 水野さんー、ひたすらにうらやましい。茜さんがこれからどう出でくるのか、楽しみですね!今日もキュンキュン&モヤモヤを抱えたまま寝ます。 (2021年4月5日 1時) (レス) id: 44709033b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:セピ | 作成日時:2021年3月29日 21時