【文スト】念願のトリップ、ただし私はレベルApple！？ (ページ10)

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レベルはちじゅー。ページ10

「ようこそ、わがコレクションルーム、
　ドラコニアへ」
こんな事思って良いかは定かじゃないが、
凄く綺麗だ。

真っ赤な宝石に囲まれていて
自分が凄く遠くまで来てしまったと感じる。
急に孤独感、疎外感を覚えた。

「これが全て異能力か。
　よくもまぁこれほど集めたものだ」
「いい趣味です。悪魔が羨むコレクションだ」
ｸｧｯｯｯ!!!原作ならここで太宰さんにドス君が
囁くのに！！聞こえなかった！！！ちくしょう！

「ならばさしずめ君は、
　悪魔に情報を売る死の鼠だな」
澁澤さんのイケボ。
「ここのコレクションの半分は、
　君から買った異能者の情報をもとに集めたからな

　おかげで、都市全体を覆うほどの
　この巨大な霧の領域を造り出せた…」
『えっとつまり私が逝ってたら宝石に
　なってたんだね怖すぎる(今更)』

「だが、どうやってあれ程の情報を集めたのかね？」
「鼠は街のどこにでもいるものですから」
「にゃあ」
『ｸﾞｯﾌｯﾂﾂ…太宰さんのニャアは刺激強い…ﾀﾋぬ』
床に崩れ落ちた。
「」
「Aちゃんの正常運転はあんな感じだよ(慣れ)」

赤い結晶が１つ増える
「またひとつやってきたようだ。
　ヨコハマの何処かで異能力者がﾀﾋんだ。
　しかし…」

「この棚へ収まるべき唯一の異能がなくては…
　意味など無い。

　幾ら集めようと＿＿…」